|
 ご依頼者第一主義
私の事務所はご依頼者第一主義です。
これは誤解されやすいので補足しますが，土地家屋調査士は他人に代わり不動産の表示に関する
調査，測量，登記申請手続を行う仕事です。（土地家屋調査士法第2条）
登記申請というのは法律行為である以上、ご依頼者第一主義でも実現不可能な場合もあります。
実現可能か不可能かの基準は「法」の存在ですが「法」は万全なものではありません。
ですから業務に関しては、その案件ごとに色々な角度から『検討の余地』があると思うのです。
登記申請というと法務局が持っている許認可権限と考える方が多く，それに関わる士業は当該官庁
の方を『監督官庁』という姿勢で接している印象をお持ちの方もいるでしょう。
私が申し上げたいお客様第一主義とは「法」と「お客様の希望」が法令遵守の上で検討の余地が
残されているのであれば，どのようにすればお客様の希望を実現できるかを一緒に『第一に考え』
関係官庁等に解決方を提案していくという意味の第一主義でありたいと考えております。
ところで，よく不動産業者の方に多いのですが，
「いつも頼んでるウチの先生は登記所に強いので融通が効き短期間で登記通せますよ」
と一般のお客さんに紹介する事があります。
つまり頼むなら『役所や法務局に強く融通が利く事務所に限る』というわけです。
確かに依頼者の立場になった場合，事実そのような先生が実在するのであれば，
これは『ごもっともな意見』だと私も本心からそう思います。
しかし『法務局、役所に強く融通が利く土地家屋調査士』というのは実在していない，その業者さんの
前だけの主演男優賞クラスの名優というのがほとんどなのではないでしょうか。
真実はおそらく、こまめに様子を見に通ったり，普通の人には考えられないような工夫があったりと，
日頃から誠実な業務を通じて自然と担当窓口とコミニュケーションがとれるようになり，小さな信頼が
蓄積されていくような『日々影で見えない努力』の結果，迅速な事務処理を可能にしているのが事実
かと思われます。
私の事務所は『法務局、役所に強い事務所です』などと公言するつもりは毛頭ございませんけれど，
依頼者のご希望に答えられるよう日々努力を続ける事務所でありたいと考えております。
『価値有る測量成果』のブランドアイデンティティ
『ブランド（銘柄）』と聞いて皆様は何を想像されますか？
バッグ，時計，アクセサリー等の『銘柄』を思い浮かべたのではないでしょうか。
私達、専門士業にはあまり馴染みのない言葉かもしれません，銘柄としてとらえるならば，
『土地家屋調査士』や『測量士』という資格の銘柄なのかもしれません。
しかし私は資格とは，単なるスタートラインに立つための『予選』なのであり，そこから先は個々の
事務所の対応に特色があるのが当然だと思っています。
「測量や登記は誰に依頼しても同じなので早くて安いのが良い事務所」というの方には，残念ながら
手中にできない「価値ある測量成果」を提供する事に日々研究している事務所です。
売買契約あるいは売買代金決済の時，相手先から（あっ！ＭＵＲＡＯＫＡの測量図！）と思われる，
『保存する価値がある』『持つ安心感がある』というイメージをもっていただける事が我が事務所の
ブランドアイデンティティ※と考えております。
なお，サイト内でも説明しておりますが，我々を含め多くの国家資格等による資格士業，
いわゆるサムライ業と呼ばれるサービス業は各所属会よる独自の倫理規定により
「自分が同業他者より，優れている」という類の広告は禁じられております。
よって納品成果の詳細は直接お問合せ下さい。
※
アイデンティティー【identity】
１ 自己が環境や時間の変化にかかわらず、連続する同一のものであること。主体性。
２
本人にまちがいないこと。また、身分証明。
概算費用の事前見積
測量の費用というものは，不動産ごとに個々に難易度がことなるため一般の方には『相場感』が
ほとんど無いと思われます。
しかし，私の感覚からすると、測量は高額な買い物もしくは高額な経費だと思っておりますので，
費用は事前に概算のお見積をご提示し，ご納得いただいてから着手するようにしております。
なお，お見積には資料調査に必要な印紙代と現地下見が必要になります。
詳しくは物件ごとに異なりますので，事前にお気軽にご相談下さい。
|
|
