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所長の独断と偏見による趣味、くだらない話、現場での
エピソードのご紹介等難しい事はヌキのコーナーです。

土地家屋調査士村岡事務所
バー





■2007.12/14 『流行語大賞』&『今年の一文字』共に予想的中!


サイト内の『変なモン写真館』で今年の流行語大賞と今年の一文字を「偽」と予測いたしましたが,

見事両方とも的中させましたぁ!まぁだいだいの人の予想はついたかもしれないけれど・・・

ということで私の予想が的中した今年の一文字『偽』についてブツブツと独り言をっ

たしかにこの一年は偽装に次ぐ偽装の一年であったかもしれないが,それにしてもここまで続くのって,

おかしいと思いませんか?この一連の『偽装騒動』これには必ず裏がある。

いつも私がこのコーナーで言う『何モノ』かによる作為的な情報操作&世論誘導だな・・・これは

『何モノ』ってのはカルトチックな意味じゃないですよ。

それが真の世論の時もあれば,一部のマスコミであったり,政府の『参謀本部』であったり・・・

またまた他国,もしくは団体等の情報のプロによる『裏面戦』なのかもしれない。

ひょっとしたら・・・ワーキングプァ労働者の反逆かな・・・それとも新しい労働運動の形なのかも

ともあれいわゆる何モノかによる『一罰百戒』である(お前はハングマンか!チト古いが・・・)

その『一罰百戒』の延長線上は某国製品一掃への布石、もしくはその逆に報復なのかもしれない。

クリーンハンドの法則って知ってますか?「自分の手が汚れているのに他人が汚いと指をさしてはいけません」

 つまり自分の事を棚に上げて人を評価するなという事なんですが、この一見もっともらしい法則を以外と日本

人は受入れやすいため,その国民性を利用して「あなた達の自国製品だってこの程度でしょ」なのか,

もしくは逆に相手国に対して日本の厳しいさを伝える『一罰百戒』の意味をもったものかもしれませんね。

 だけど自分の事棚にあげて言う事も時には必要な場合もあると思いますけどねぇ・・・

ただその時に問題になるのは「あなた自分はどうなの?あなたの言ってる事は説得力に欠けますよ」

と反論はされるでしょうがね。

しかしクリーンハンドの法則だと聖人君子じゃないと何も言えない世の中になってしまう怖さも秘めている,

さてこのような情報による裏面戦が展開されている昨今に私も最強のエージェントに情報収集を依頼しました。さて所長が情報収集を依頼した最強のエージェントとは誰か?
             その正体はココを↓↓↓↓クリック!

                           
 さて今年もあと半月なのだが今日1件と20日に一件の官民境界立会いが残っており,そのせいかどうも今年

は年末という感じがしないのですが,無事に新年を迎えられるようにしたいものです。








■2007.11/14(水) 気味の悪い「欲張りな大人」

世の中は年内に解散総選挙があるのではないかと、いろいろ忙しなくなってまいりました。

多分、例の法案が参議院で否決の後、衆議院で再決されて法案成立したあと、早ければ年内にあると私は

みていますがね・・・・いゃー年末、年始の総選挙・・・いいじゃあーないですか賑やかで・・・

まぁそんな、おカタイ話題はさておいて、昨日落語家の春風亭小朝さん(52)と元歌手でタレントの泰葉(やす

は)さん(46)夫妻が異例の夫婦そろっての離婚会見を開いた。

 しかしまぁ、なんと言ったらよいのだろうか、あのなんともいえない『気味の悪さ』は・・・

一瞬相撲の花田一家と同じ仮面家族というか不気味な波長を感じたのは私だけだろうか。

すべてが芝居ががったような受け答え、妙なテンション、第一なんで記者会見なんかするんだ・・・?

まぁ他人の夫婦の事だから、ほっとけば良いのだが、きっと花田家双方共『おかみさん』とか業界の一門制度

や格式、継承とかそういう独特の『しきたりの世界』と現代のひずみからくるのかな・・・あの波長・・・

だから「夫を尊敬しすぎたの事が離婚の原因」だの「離婚するけど、お金はないので、しばらく一緒暮らして

援助して下さい」だの、そんな虫のいい『浮世離れ』な発言になるのかなぁ・・・???


 「おかみさん業を頑張ってみたけれどやっぱり無理でした・・・」というのであれば、それは仕方ない事である。

誰でも見当違いや理想と現実とのギャップに驚いたりする事ってありますからね。

だけど、その後の『お金が無いから・・・』というのがどうも私は我慢ならん!

このように後先考えず、なんの覚悟も準備も無しに、例えるならば、手に荷物が一杯で何も持てない状況

にもかかわらず、さらに自分欲しいものや欲望だけは取りに行くような・・・

今のニッポン私も含めてこういうテアイの大人(30代〜50代)が多い気がする。

ここは本音版のコーナーだからはっきり言ってしまおう

『この欲張り者め!イイ大人なんだから何か始めるなら何かを捨てる覚悟せんかいっ!』

こんな調子で仕事を再開して「仕事ってこんなに大変だったとは思いませんでした。クスン」なんて40過ぎの

大人が言ったところで、誰も同情してくれないと思うけど・・・

いみじくも泰葉さんが結婚時の記者会見で彼女の「覚悟しています」というセリフがなんとも皮肉な映像で

ある。

覚悟っていったいなんだろう・・・と、この不気味な大人から自戒も含めて考えさせられた所長でした。






■2007.10/23 小平市民祭での広報活動

21日の日曜日に東京土地家屋調査士会田無支部の『制度広報活動』として小平市民祭特設コーナーにて、

表示登記、土地建物測量、境界問題の無料相談コーナーのスタッフとして参加してまいりました。

こんなお祭りに相談者が来るのかなぁ・・・と心配しましたが、なんと約10人(組)以上の相談者がありました。

私も3組ほど対応しましたが、やはり「どこに何を頼んで良いかわからない」「どのくらい費用がかかるか」

という類の相談が多かったですね。だけど皆に共通して以外と多い質問というのがなんと・・・

「税務署は知っているけど、登記所ってどこににあるの?」という質問でちょっとびっくりしましたね。

しかしまぁ、相続とか売買とか、抵当に入れて借り入れするとか、そういう時でないと行かないところですから

仕方ないかもしれませんが・・・


 ところで、おとなりのテントでは東京都社会保険労務士会さんが社会保険、労働問題や年金相談を開設して

おりました。だけど同じサムライ業なのに、社会保険労務士の先生方は全員ピシッ!とスーツにバッジで

キメているのに我々土地家屋調査士会の皆様は、なんとまぁラフでカジュアルな格好だこと・・・

専門国家資格士業界にあって唯一『ガテン系』を混在させている異色な存在である事を再認識したりして・・

でも、その親しみやすさが土地家屋調査士の良いところかもしれません。

 さて、たびたびこのコーナーに登場する私の近所の『飲み仲間の社務士Tさん』も隣で頑張っておりました。

お互いに会の、お祭担当役員でしたので、記憶に残る市民祭りとなりました。

次回、我々の無料相談コーナーが小平市民祭に帰ってくるのは5市にまたがっている支部なので、5年後と

いう事になりそうです。私が支部のお役をしている時期に地元の小平市民祭りで活動できて良かったなと

思っております。

最後に土地、建物の測量・表示の登記・土地境界でお悩みの時は頼れる専門家

         あなたの街の『土地家屋調査士』をよろしくお願いいたします!

 ついでにもうひとつ!小平の市民祭りはサイコ−です!よさこいは出るは神輿は出るはで一見の価値あり!

ぜひ一度お越しいただき、スタートからバレードを楽しんいただきたいものです。







■2007.10/11 ADR(裁判外民間紛争解決手続)の法務大臣の認定について


先日、東京法務局からADR(裁判外民間紛争解決手続)の代理業務を行うのに必要な能力を有する者として

法務大臣より認定された旨の通知を受けました。

 本日現在正式に認定証書が交付されておりませんから、まだ業務は受けられませんが、とりあえず認定考査

は合格したという事で正直『ホッ』といたしました。

 認定証書の交付を受け次第、正式に業務内容の紹介等、新たな土地家屋調査士の職域の変化についても

サイト内でご紹介できればと思っております。

 しかしこの認定、いわゆる『資格内資格制度』もそうですが、ここ数年めまぐるしく業界の法改正の激変が続き

落ち着いて業務に精励できないような年が3年くらい連続している気がして正直「なんだかなぁ」と思います。

 私もたまたま40代だからまだ対応できますが、これから年齢を重ねていくと、このような法改正に対応していく

のは努力を要するかもしれませんね。

 しかし、いくつになっても考査やら試験というものはやっばり嫌なものですねぇ・・・

特にあの試験会場で開始直前に『シーン』となる独特の緊張感が大キライ!

試験監督委員の方から「まだ、問題は見ないで下さい」だの「名前と受験番号、受験地を確認して下さい」と、

こんな言葉が耳に響くと

(あ〜こういう場面って、私の人生では土地家屋調査士試験が最後と思ったのに・・・)とつぶやいてしまった

なお、今年度の特別研修は10月15日まで募集をしているとの事なのでご希望の先生方は、所属の単位会まで

申し込みの程を。

 
 というわけで今回はこの特別研修の受講を迷っている先生方への『合格体験記的、所長のひとりごと』です。

ただ私の感想を述べるだけですが、ご参考になればと思います。

まず、受講前に考えなくてはならないのは最初の基礎研修が行われる時期が年度末のいわゆる『繁忙期』

なので、事務所の人員の配置体制づくりについての前準備が必要になるかと思います。

 事実私も基礎研修受講中に「トホホ・・・どうしてこのクソ忙しい時期にやるのよォ・・・」と正直思いました。

実際問題この時期に所長の私が2泊3日事務所を空けるのは正直事務所に与える影響は大きかったです。

 あと気になるのは『認定考査』だと思うのですが、ナメてかかると合格できない考査だと思います。

第一回の特別研修考査でも「えっ!あの勉強熱心な先生が不合格!?」というサプライズがあったようですよ。

連合会のサイトから判断すると約7割程度の合格率です。これをどう見るかですがね・・・

だからといって特別不安になる事も無いと思います。私も第1回の考査問題を見て

「うわぁ・・・こりゃあ筋肉になっている私の脳みそではけっこう難しいかもなぁ・・・」と感じたので、最初の基礎

研修を終えて全体の輪郭がつかめない内は、あえて過去問には手をつけずホッタラカシにしていました。

 基礎研修受講後に考査対策を検討した結果、基礎研修時に配布される教科書と、必読書に指定される、

『法学検定試験問題集(4級)』をダブルの基本書として、問題を解く練習をするのが、もっとも効果的と感じた

ので、@法学入門 A憲法 B民法この3つの範囲設題の問題集を『ザッ』とひととおり解いた後に過去問を

やってみたら、だいたい7割〜8割は正解できましたよ。

 まっ私の場合は多分宅地建物取引主任者受験の民法の知識が役に立ったのかもしれませんが・・・

ただ憲法は範囲が広く、暗記に向かない設題が多くて、どうも『学校の道徳の時間』のようになってしまって、

勉強してもすぐに点数に反映されないもどかしさを覚えましたね。(個人的には面白いと思いましたが・・・)
 
 しかしながらこの考査は短答式(択一)より論述式の方が、配点が高いので、この択一ばかりに傾注せず、

グループ研修後の集合研修が考査には大変重要になると思います。

とはいうものの、短答式には足切点があるようなので、過去問6〜7割以上は正解するまで学習する必要は

あると思います。

 というわけで今回の『所長のひとりごと』は土地家屋調査士以外の方にはまったく関係無い話題になって

しまいましたけれど、年に一度しかない『資格内資格』認定の締切日が近ずいていため、まだ認定を受けてない

先生方へ参考になればと思いブツブツとひとりごとを言ってみました。

私も昨年の今ごろ、このような経験談を聞きたかったので、ちょっと恥ずかしいのですが公開いたしました。

まとめにひとこと・・・この研修受けて絶対損はないと私個人はそう思いました。

また会場でもらったレジュメ・・・私個人の意見でエラソーで恐縮なんですが、コレ良くできていると思います。

あと参考書籍の購入ですが、『法学検定問題集』はこの研修の必読書の一冊に指定されますので、これだけは

必ず買ってグループ研修の期間中『サラッ』とやってみるのが得策だと思います。

また最後にすでに今回受講を申し込まれた先生方のご健闘をお祈り申し上げます。







■2007.9/22 明日は自民党の総裁選ですが・・・


いやぁ〜久々に『本音版』所長のひとりごとを更新したのですが、前回8/9は参院選ポスターのネタだったのが、

今回は安倍首相の『ボクちゃん投げ出し辞任』で総裁選ですからね。
            (↑コレ私が言ったんじゃなくて社民党の福島党首の弁ですよ)

だけど辞意を表明したとは言え50過ぎの現職日本の最高権力者に『ボクちゃん』はないんじゃないの(苦笑)

「福島さん・・・アナタに『ボクちゃん』とは言われたくないんですけど・・・」

と安倍首相も病床でそう思っているかもしれませんね。



 さて辞任の直接原因は参院選の敗北によりテロ特措法の参院通過が困難となった事というのが定説で、

その参院選の敗北原因は年金問題、閣僚の任命責任云々とマスコミは言っているが、

素人の私の見解は少し違うんですよね・・・筑紫哲也も田原総一朗も言っていないけれど、

スバリ『小泉チルドレン一掃』の布石なのではあるまいか。

ようするに前回の衆院選で自民党が必要以上に勝ちすぎちゃた事で歪(いびつ)に膨れ上がった巨大与党

による衆議院の『調整あるいは野党との均一化』を希望する声が根底にあるのではなかろうか・・・

つまり最大票田?の無党派層に「しまった!自民党が勝ちすぎた!」という意識を与えた事が大きいと思う。

 だから郵政解散選挙による現衆議院は民営化法案が成立した段階で役目を終えたわけだから、ここで一度

解散し、いわゆる小泉首相の人気に乗って初当選したチルドレン議員はその存在価値について再検討したい、

という事なんじゃないかなぁ。

 今回の参院選はそんな意思をもつ無党派層の票が民主党へ流れたという事かもしれない。

という事であれば今回の総裁選、福田さんでも麻生さんでも解散までの『中継ぎ総理』以外の何モノでもない、

という事になってしまうのだが、ここは自民党の将来に大変重要な岐路となるでしょうね。

今後政界がどうなるか・・・私も注視をしております。

 ただ、私の選挙区にも新人の議員さんがいる。私はこの議員さんが過去に落選している事も知っている、

だからこの前初当選した時は年齢も近いこともあって正直、人情的にそれこそ根性の『再チャレンジ』で

「当選できてよかったなぁ」と本心からそう思った。

だからこそ本人にも「当選おめでとう!よかったねぇ」と声をかけたこともある。

そんな彼の事が少しだけ気がかりだ・・・まぁ『(実力+ヤル気)×運』があれば再選されると思いますが・・・

えっ?所長は自民党支持者なのかって?まーまー・・・

公共や公開の社交の場等でのご法度3Sというヤツ@政治A宗教B借金・・・

この3つ『S』は話題にしてはマズイかと・・・(ってさんざん言ってるけど)

という事で私の支持政党についてのコメントは控えさせていただきます。(案外無党派だったりして・・・)

まっ・・今回はディープな「ひとりごと」であったが、田舎の土地家屋調査士のひとりごとですから・・・

おあとがよろしいようで





■2007.8/9 戦いすんで日が暮れて・・・

昨日弁護士さんのところへ打合せに行った帰りに、笑える選挙ポスターを発見!

日本のオヤジ、動く ですかぁ・・・って私の事?

これは『所長のひとりごと』のコーナーではなく、『変なモン写真館』の方があっているのかも?

でも、選挙というのは戦いだから、戦闘モードのアタマで考えてる選挙ポスターのキャッチフレーズというのは、

後になって冷静に見ると、「おいおい・・・」というのが多々ありますよね。

(空腹時に買物して買いすぎた状態というヤツ)


 小泉前首相の郵政解散選挙の時のポスターも、今見たらけっこう違和感を覚えると思いますよ。

当時は、やたら『改革・・改革・・・』とあんなにおおっぴらに『改革』を大安売りしていましたけど、

私自身はいかがなものかと思っておりました。

冷静になって考えてみれば改革って言うからには、現在が『悪い』っていうの先ず認めなきゃならないわけで、

与党側から『改革』って言葉がでるのも、よく考えるとおかしいような・・・

 さて話をもどすと、その当時の選挙ポスターの小泉首相は向って右下から見上げた角度で撮影したもので

あったのだが、私にはどうも『某国の過去の独裁者』に見えて仕方なかった。

まっ小泉首相もちょっとゲルマン系(バレバレ・・・)のお顔だちというのもあったかもしれないけれど・・・

そこへいくと確かに、小沢代表はコテコテの日本のオヤジというか・・・日本の政治家によくある顔立ちかも・・・

民主党の議員の皆さんも自公の政権与党の先生方も国民の為になる政治をお願いします。






■2007.7/5 事務所の万年青(オモト)に実がなりました

唐突ですが、私以外と迷信とか占いを信用する方なんです。

このコーナーを開設してからもうそろそろ丸3年経過いたしますが、この『所長のひとりごと』を全部読まれた、

ご奇特な?方でしたら、そのへんの私のこだわりは良くご理解いただけているとは思いますけど・・・

そんなわけで、私の事務所や分室は全てそれらの『趣(おもむき)』で計画や移転がされております。

ところで私の事務所は東北と西南に長い、つまりほぼ表鬼門と裏鬼門に長い建物であって商売をするには

『最悪』の家相なんですよね(汗)事実、この場所で5年以上持ったお店は過去に無かったそうです。(怖っ!)

一応その凶相を補うために色々と工夫をこらして結局もう8年経ったけれど(ふっふっ・・・最長新記録達成!)

そんな私ですから、当然事務所に植える植物『陰木』と『陽木』とかにもけっこうこだわるんですが、実は先日

約3年前から可愛がってた万年青(オモト)がやっと結実したんです。(いやぁ〜こりゃあ縁起が良い!)

このオモちゃん、一生懸命育てても全然、実がならないから(こいつニセモノか?)なんて思っていたのですが、

毎年本を読みながら、受粉とかさせてたのを今年は一切やめて、(というか多忙で忘れていた)結局

『ほったらかし』にしていたんですが案外それが良かったのかもしれませんねぇ・・・

これで今年の後半はさらに繁栄間違いなし!と、こう行きたいところです。


さて今回、陰木、陽木の話が出ましたが、つまり植えて縁起の良い木、悪い木というです。

一応私の事務所は、鬼門向けに長い最悪の家相という事はわかっていましたので、鬼門除けの木として

代表的な『もみじ』と『やつで』を表鬼門(東北)に植えてあります。(勿論キチッと方位測量した位置にですよ)


効果は不明ですが、お向かいさん、そのお隣さんも東北に『やつで』を植えていらっしゃるんですねぇ。

けっこう皆さんこだわっているですね、もしこれをご覧の土地家屋調査士さんがいらしたら、調査依頼を受けた

物件をさりげなくチェックして見て下さい。けっこう地主さんとの話のネタになるかもしれませんよ。





■2007.6/23 『測量人』の腕時計を考察

明日は東京都商工会青年部連合会主催の『ある大会』に小平市代表で大勢の人前で発表する事になって
しまい、その制限時間が10分間と厳格に決められており、1分過ぎるごとに減点されるルールのため、
ストップウォッチがわりに時計を買う必要にせまられてしまったのでした。

 実は白状してしまうと、私は生まれてこのかた、自分で腕時計というものは買った事がない。
私が今使っているのは、中学2年生の時にアンダーグランド?で手に入れたシチズンの時計で↓

当時はとても『高価な時計』という印象があり30年近く経過した今も動いてはいるのですが、さすがに
ストップウォッチ機能は死んでしまっているので今回思い切って買う決心をしました。

ところで世の男性諸氏は、自分を演出する『小道具』として腕時計にこだわりをもつのが常識らしいのですが、
私はそもそも最近まで頻繁に腕時計をする習慣がなかったため、まったく知識も興味もありませんでした。

 しかし今回は必要にせまられたため、周囲の人の腕時計を見てりサーチを開始したのです。
おかげで反射的に相手の腕元を見る『妙なクセ』がついてしまいましたが・・・

先日も土地家屋調査士会の懇談会があり、たまたまある会員さんの腕時計を見たら『ロレックス』でした
しかし、あらためて観察してみるとロレックスしている経営者の方って多いのですね・・・びっくりしました。
私の顧問の税理士もロレックス、商工会青年部の社長も近所の飲み仲間の社長も皆ロレックス・・ロレックス

 私も下世話な人間なものだから(笑)つい臆面も無く、
「おっ!ロレックスじゃない、でもど〜なの?してると何かイイ事あるの?」なんて聞いてしまうのですが、
たいてい皆ニコニコ・・いやニタニタして「ガキがしてないから・・」とか「サファイアガラスで丈夫だから」
「値段が落ちないから」「すいませんっ・・・見栄です!」
と皆それぞれ色々理由を説明するんだけれど、
結局「してみりゃわかるよ」顔をしているのがほとんどなんですよね。
う〜む『ロレックス・マジック』恐るべし・・・


そこで色々考えたのですが、私が自分らしさを演出でき、かつ実用性、耐久性全てをクリアできる時計として
リサーチして結局『カシオPROTREK(プロトレック)』↓を選びました。
今テレビでコマーシャルやっている今月マイナーチェンジで少し薄くなった最新型モデルをゲットしました。

 この時計は10気圧防水の電波時計で時間合わせの必要がなく、方位、高度、気圧、温度まで測定できる。
まさしく『測量人の腕時計』と思ったもので・・・(って本来は登山とかアウトドア用の時計なんですけどね)

 これからドンドン基準点測量が増えてきますと、必要な時にちょこっと気圧や温度、高度をチェックできた方が便利だし電波時計なら時間補正がなく、真北測量にも使用できますからね。
当然ストップウォッチもついてますよ。

 パティク、ロレックス、オメガ等の高級ブランド時計に多いシンプルイズベストからすると真逆(まぎゃく)の
『コテコテ&ギトギト』イズベストってのも、アマノジャクな私らしくて良いのではないかと(笑)まっ・・・
そう思っております。
それに・・・腕時計に最低でも30数万円以上するロレックスは私らしくないでしょ。

↑こちらが、方位計でっ・・・                      ↑今度は気圧計と温度計ねっ・・・

↑そんでもってこれが高度計となる訳なんですねぇ・・ ↑オマケ・・調査士試験合格の時に姉貴が買ってくれた
                                    セイコー『スピリット』私の冠婚葬祭担当でございます。




■2007.6/18 父の日はお金がかからない方法で子供達と過ごしました

昨日は『父の日』でしたので、ゆっくりスバルをいじろうかと・・・予定していたんですけどねぇ

車をいじっていると子供達が集まってきて、危険な事もあるので、結局怒りながら車をいじる事に・・・

やっぱり慌ただしい一日になってしまったのでした。・・・なんか休日の方が疲れる・・・

気を取り直して・・・事務所のシンボル車のレオーネ君↓(レオ爺)にアルミホイール装着してみました。

 うむ・・・なかなかカッチョ良い♪

でもやっぱり70タイヤだと、逆に貧弱に見えるかもね・・・レオ爺ってホント不思議な車だよなぁ

我家の『レオ爺とレガ兄ィ』と子供達とワイワイがやがや・・・

こうしてスバリストの父の日の日曜日は過ぎて行ったのであった。







■2007.5/24 メイドインチャイナ・・・これは安い買い物なのか?

先日自宅の掛時計が壊れたので、日曜日に100円ショップで新しいのを買ってきた。

壊れた時計は『日本製』のコスモ石油の景品、どういう経緯で我家に来たのかさえも忘れてしまったが、

私は必ずモノの使用開始日を記録しておくので11年間使ったものと判明したが、そう考えるとコイツは景品

ながらアッパレな奴であった。しかしプラスチック製の景品時計も100円ショップ時計と見た目に大差ないので、

近所の某スーパー二階にある100円ショップで買う事にしたのだが、今朝、開封したら壊れていて使用できない

不良品であった。その時計はメイドインチャイナ・・・

 近頃このような経験が多くなった気がするのですが、皆さんはいかがですか?

実は先日、子供の誕生日に私の母がラジコンカーのオモチャをプレゼントしてくれたのですが、これも開封した

ら、不動の不良品だったのである。しかしこの時の不良品は子供にとってはあまりにも大きな『罪』であった。

「家に帰るまであけちゃだめだよ」とワクワクする子供をなだめて「一緒に遊ぼうね・・・」と車中で楽しみにして

いたというのに・・・母の家から自宅に戻り、はしゃぎながら開封した後に不良品だと知ったとき、一瞬我が子は

何が起ったのか理解できない様子であった。その次に泣き出すかと思ったのだが、

「どうなっちゃうの・・・?」と私の顔を不安そうにのぞきこんでいる。

こんな子供の顔をみているうちに私達夫婦はだんだん腹がたってきた。

なぜならプレゼントして貰ったものであるにかかわらず、返品に行かなくてはならない、しかも贈った方に

都合を聞いてレシートをもらい平日その店の営業時間内に車に乗り往復約1時間半かけて・・・である。

しかも贈った側は子供に喜んでもらっていると満足している時間帯に

「実は不良品だったのでレシート貸してくれない」という申し訳ない電話をしなくてはならない気持ち・・・

又贈った側も「あら残念だったわねぇ・・・子供泣かなかったの?」とお互い申し訳ない気持ちになる。

贈る方、贈られる方どちらも落ち度がないというのに・・・である。

でも最も罪なのは子供の期待を裏切った事なのだが・・・

そのオモチャもメイドインチャイナだった・・・

実はプレゼントのラジコンの不動トラブルはなんとこれで3度目なのであった。これは尋常ではない。

 翌日、さっそくその店に行き交換してもらい、たしかに店員さんはキチンとお詫びをしていただけたのですが、

どうもすっきりしない・・・なぜかとっても疲れたのを覚えている。

 今中国は急速な経済発展を遂げているのは連日、各メディアで報道されていて、日本の高度成長期がよく

『引き合い』に出されたりする。たしかに昭和30年代の日本も今の中国のようにアメリカ向けにブリキのオモチャ

を大量に輸出していた。しかし中国と明らかに違うのは50年近く経った今でも、目玉の電球が点滅しキッチリ

歩くブリキのロボットに見る『モノづくり』のクオリティー・・・というより意識の高さではないだろうか。

 というわけで今日もまた返品に行かなくてはならない・・・本当にこれが安かったのだろうか・・・

おそらく交換に行っても

「あっ!そうですか、それはすいませんでした、それではどうぞ新しいの持っていってください」

という対応なんだろうなあ・・・だけども!

「他人様からお金をいただくならちゃんとしたモノつくれよ!それができずに安売りするなら商売そのものを

やめちまえ!」と私は言いたい。それほど今回のメイドインチャイナの不良品の罪は重かったですぞ。

しかし悲しいかな、今やメイドインジャパンのオモチャは買いたくても買えない。

日本人がオモチャは『品質』よりも『安さ』を選んだってことなのだろう・・・


 ところで最近は私の価格事例から測量費の問い合わせ電話が増えてきた、中には自分の測量費が妥当

なのか聞いてくるような業者もいます。それはそれで構わないのですが、先日も『ホームページ見ました』と

いう設計事務所から「40坪で境界立会いして杭4本入れて17万円って妥当なんですかねぇ」という電話がかか

ってきた。では私が妥当じゃないって言えばどうなるというのでしょうか?そこに依頼するのやめますか?

そもそも『妥当な価格』って何ですか?(あれっ?たしかそれ撤廃したのは政府じゃなかったでしたっけ?)

 またそれだけの電話のみやりとりで現場をどうイメージしろと言うのでしょう・・・結局私も正直だから

「ハッキリ言って私共では無理な価格です。そこにご依頼されたらいかがですか」
(だって御社は安い事務所が良い事務所なんでしょ?)

相手の方も嬉しそうでしたよ。どうぞ御社へのマトモな成果品納入をお祈り申しあげます・・・

でも、この会社は17万円でも高いと思ったから電話をかけてきたのでしょう、一体どういう積算根拠なの?

けれど、こんな価格を提示してまでも依頼者に疑いをもたれながら仕事を受ける関係なんて、なんだか

さみしい関係ですな。なにか土地家屋調査士業界の将来に暗いものを感じてしまいます。

(そんな仕事断ってしまえ〜!)

この現象・・・先ほどのメイドインチャイナのオモチャとは比較にならかもしれないけれども、

数千万円の土地取引で「どうなっちゃうの・・・?」って不安な顔はシャレにならないですからね。

おあとがよろしいようで・・・





■2007.5/15 よもやま話


昨日は我が事務所の決算の関係で税理士さんと4時間近く事務所で打合せと、この一年間の経営経過に

ついてお話をしました。

 この税理士さんとはもう15年以上のお付き合いで、私の顧問弁護士さん、司法書士さんと並び、私に

もっとも近い専門士業仲間、いわゆるサムライ業仲間であり、かつ同じ経営者『商人』でもあるので色々と

直接経営の事はもちろん、補助者のこと、集客のこと、自分の勤務時間のこと、将来のこと等など

一年を振り返り有意義な話し合いの時間がもてました。

 この先生は私より一回り年上なのですが、労働時間が長いので驚いてしまった。

夜9時まで話をしてこれから帰ってパソコンの入力をするという・・・(すごい・・・!)

私自身ここ数週間、年度末の疲労を引きずっていたのですが、この先生を見習って新年度も二月目に入った

のでそろそろチャージをかけていかなくてはと思いましたね。

 私の持論なんですが、やはりプロというのは精神的、肉体的にコンディションが最悪の時でも、

『まぁまぁの一定の線』(この線はアベレージやスコア等結果の事ね)を出せるかどうかだと思うんですよね。

つまり「疲れているから出来ませんでした」「間に合いませんでした」と赤点じゃマズイわけです。

今まで戦いながら、すきま時間を利用して休息してましたが、そうすると仕事も溜まってしまい疲労もとれず

結局精神的に追い込まれては全てがうまくいかない『ネガティブスパイラル』に陥ってしまうので税理士の

先生がおっしゃっていた「忙しいのが華」と開き直って今週から頑張りたいと思います。

今事務所の前は『花満開』です。一年前に植えたのが育っちゃて・・・

自分も同じような勢いで成長したいものですね。

メタボなお腹はこれ以上成長しないでもらいたいですけど・・・



■2007.4/26 ラジオネタ第二弾!内業の友・・・ニッポン放送のテレホン人生相談


ラジオネタ連発で恐縮なんですが、私は内業(社内業務の略)の時は11時から始まるニッポン放送の
『テレホン人生相談』を内業の友にしている。
パソコンで計算等する時は集中力が必要なのでラジオは一切つけませんが、この放送だけは休憩時間という
区切りで聴いているのです。

 この『テレ人』と私の出会いはかなり古く、測量人としてよちよち歩きの新人の頃である。
私を含め若い頃にガテン系にいた人は、かなり車中で聴いているのではないかと思われる、
なぜかというと私が修行中の頃の作業車にはFMラジオなんて装備は無く、商用バンを乗るような職種は
『AM』を聴いてなさい・・・みたいな世界なのであった。
そんな時代に現場から現場への移動時に自然に聴くようになったのです。

 しかし、20年近く聴き続けているけれど、この放送は侮れない・・・また相談者には失礼だが大変面白い・・・
私の立会いでの説明の仕方や友人の励まし方、実はかなりの影響をうけている。特に法律問題に関しての
回答はとても勉強になります。それは「そんな法律があるのか・・・」「法律はそうなっているのか・・・」という
感動もあるのですが、実はそれ以上に相談している人の目線にあわせた説明方法と、あの短い相談時間
での『争点整理』の速さである。まぁそれができなけりゃ弁護士なんて勤まらないのだろうが、知識だけの
『法律オタク』では実務家は勤まらんよというのを再認識させられる時もある。

又「こんな人が実在するのか・・・」という驚きもこの番組から耳が離せない原因のひとつである。

例えば・・・
欲しいものがないのに借金をしてしまう『借金依存症』の人

70歳をすぎても友人との人間関係や恋愛問題に悩むご婦人

自分が売春で生計をたてている事が子供に知れてしまった事に悩む女性

セーラー服を着ないと睡眠できない性癖をもつ会社社長・・・等など

 私達の業務も単なる境界立会いだけでなく、ADR業務(裁判外民間紛争解決手続代理関係業務)が、
土地家屋調査士の業務として新たに加えられ、先日私も研修に行ってきたのですが、やはり相手の話を聞き
争点整理と助言(賛助)等を行わなくてはならず、相手の言い分を聞き出すには代理人の『技術』も必要になる
ため、やはり『テレ人』の回答者のやりとりは私の中での生きた教材としての部分もあるんです。

 さて、それではこの番組の回答者をちょっと所長のひとりごとで評価してみると・・・
回答する弁護士さん
 大迫恵美子先生・・・私イチ押しです。主にワンクリック詐欺、振り込め詐欺等『詐欺系』や嫁、姑問題や
              女性からの離婚の相談に関する回答が多い。
              はっきり言って私ファンなんです。
              どこが好きかというと『知的な大人の女性』を感じる声がステキ
              口癖は「あのねぇ〜」「う〜ん」「・・・そういう事なんですけど
              (この語尾の『』がとてもクールな女性という印象をうける)
              お金にまつわる悲喜劇・・・深いところをついてくる魅力的な先生・・
              あー一度お目にかかってお食事したい・・・

 中川 潤先生・・・同姓にはちょっとキツいけど温かみのある先生で大好きですね。
            とても弁護士とは思えない比喩をしたりして、私業務で結構あちこちで「ネタ」として
            使っています。(笑)例えば・・・
            「夜道歩いててサ、てめーコノヤローってさ・・ナイフ突きつけられたら誰でもお金払うわな
             でもあなた場合パソコンのメールでしょ?モニターからナイフが飛びだしたり、弾が飛んで
            くるわけじゃないでしょ!・・・何がそんなに怖いわけ?」といった感じ。
            口癖は「という事なんだわ」「・・・だけんども」「そうするとねぇ〜・・・という事・・・ですわな」
            あまり相談者が不甲斐ないと「そんなモン詐欺に決まっとるじゃなぁないですかぁ〜!」と
            一喝する時もあって結構男気のある先生です。
 
 志賀こず江先生・・・以前文化放送の『やるマン』にもゲスト出演したいただいた元フライトアテンダントという
              異色の経歴を持つ先生。親の看病を続けながら司法試験を合格してきた事もあって
              夫婦の不仲や男性の愛人問題でも人の感情面にたいしてなかなか聴取者には直接
              わかりにくい本質をズバリついてくる。
              この先生は最初の挨拶の「こんにちは」が何故か印象的だ、声が多少低めというのも
              あるが『暗い』というのではなく、すべて見透かされている占い師のような印象を受ける。
              この先生は女性の年齢感を語らせたら右に出るものなし!
              「女性もね・・40を過ぎて周囲から綺麗だとかね・・・言われなくなってくる・・」なんていう
              リアリティのある説得が特徴的だ。口癖は「そろそろ・・そういう年齢ですよ」
              この先生も語尾の『』っていうのがチャーミングである。
 
 高中正彦先生・・・この先生はこの番組では大御所でしょう。
             口癖は「いやお困りですなぁ〜」「やっかいな問題になりましたなぁ〜」という語尾に
             「・・・ですなぁ〜」という、いかにもベテランの先生らしさが特徴的です。
             どこか校長先生とか教頭先生の印象をもちます。でも好々爺かというとそうでもなく
             「だってあんた夫婦だったんでしょ?」「あれあれ?なんかさっきと話が違うけどどうなの?」
             という鋭い突っ込みをいれる時もあれば
             「騙した相手側は今ごろドロンして大枚もらったって大喜びですよ」とか
             「いゃあ・・・高い授業料だねぇこりゃ・・・でもさここでアナタも立ち直らなくちゃ」とか
             『寅さん』とか『みのもんた』調の時もある。
             この先生の回答は最初に弁護士としての法律的な話をして、そのあとに
             「ここからは弁護士としてではなく、私個人の意見ね・・・」と前置きして自分の人生観を
             おりこんでいくのが特徴的・・・どことなく判決の裁判官チックなところがある。
             
 とまぁ・・最後まで私のオタク的な分析にお付き合いいただきありがとうございました。
私は中川先生と高中先生を足して『3』で割った感じで、業務にあたっているつもりなんですが・・・
この『3』という数字は私が法律的素養にかけているからでございます。お後がよろしいようで・・・
尚テレホン人生相談は毎週月曜から金曜の午前11時から11時20分までダイヤル1242ニッポン放送です。

 次回は法律相談以外の回答者のマドモアゼル愛先生と大原敬子先生を・・・ぶつぶつ言ってたりして






2007.4/3 やるMAN小俣雅子氏の『極楽の余り風のような風』発言に・・・

 今月某日で私は43歳の誕生日を無事迎える事ができました。
「ああ・・・もう中年になってしまった。」という若い頃の年齢に関する勘案もしないようになりました。
逆に名実共に立派な中年だと自覚して、今何をなすべきなのかを考えるようになりましたね。

 さてブログ版『所長のひとりごと』でラジオ文化放送の吉田照美のやる気MANMANが最終回を迎えた事を
書きましたが、ブログでは照美さんの言葉をご紹介したのですが、私が一番印象に残ったのは実はアシスタ
ントの小俣雅子さんのエンディングの最後の一言である。

 それは『極楽の余り風のような風』発言、私は一生この言葉を忘れないだろう。
小俣氏の言う『極楽の余り風のような風』とは・・・それは聴取率トップの番組に吹く風の事だそうだ、
小俣氏は番組を担当する以前に上司のアナウンサー部長から、

「君は今まで『聴取率トップに吹着つける風に当った事』がない不幸な人だ」と言われ、
その時は「なんて失礼な事を言う上司だと」と憤激する・・・がその数年後・・・

『やるMAN』で聴取率トップの座になり生まれて初めて『トップに吹きつける風』体験する事になる。

その風はトップになる2年〜3年前から吹き始める。・・・

風は番組自体に吹き付けるのだが、とても心地よい極楽の余り風のような風である・・・

その風を吸いんだ瞬間・・・「ああ、あの時に部長が言いたかったのはこの『風』の事なんだ」と実感したという、

しかしその心地よさは残念ながら、その風に当ったものにしか知ることのできない風なのだそうだ。

私は『極楽の余り風』なんて言葉も知らなかったので辞書で調べてしまったのだが、正直うらやましいなぁ・・・

と思ってしまったのであった。

 私の業界では、聴取率もありませんし、何がどうトップというのは個々に違うのでなんとも言えないけれど、

自分で決めた職業人としてのテーマにおいて『この部分だけは・・・』というところで『極楽の余り風』を一生の

うちに経験できる幸福な人生をおくりたいものだなぁ・・と思ってしまった所長なのでした。

小俣さん20年間ご苦労さまでした。活舌悪女万歳!








■2007.3/13 不二家の生産再開から思うこと(測量ミスの克服)


嵐の2月末納品ラッシュを乗り越えて久しぶりの更新です。

ところでこの『本音版所長のひとりごと』は同業の先生方がけっこうご覧になっているようです。

毎日のアクセスログから『お気に入り』でチェックされている方が多いと推察します。

だからというわけでは無いのですが今回は同業の方向けの専門的な話題をブツブツとひとりごとを・・

 先日賞味期限切れの原料を使用したとした一連の事件の不二家が生産を開始したというニュースをご覧に

なった方もいると思いますが三菱自動車、不二家と企業の不祥事、隠ぺい体質の問題が続いたので、

今回の本音版ひとりごとでは、どこの業界でも発表したがらない事務所のミスについて考えてみました。

私共の場合ミスといっても測量ミスからそれ以外のもの、『事故』と言ったものもあるかもしれませんが、

ざっとこんな種類があるのではなかろうかと思います。

@測量ミス→面積や境界の点間距離を間違える、納品図面と現地が合わないという類のもの

A納期遅れ→分筆登記を1月で完了と思っていたが3月かかったという類のもの

Bオーダーを忘れる。間違える→地目変更分筆が地目変更登記を忘れていた。あるいは数筆のうち
                       一筆地目変更登記するのを忘れてしまった。という類のもの
『本音版のひとりごと』らしくこの場で白状してしまうと。

私は過去に全部やりましたネ・・いや・・・これからもあるかもしれません。
と言うべきか。

そこで今回は@の測量ミスについて考えてみる事にしました。

『測量ミス』というのは本当に厄介な存在でしてね・・・

先日も測量図を納品した現場監督から「現地が図と合わなくて地縄が張れない」なんて電話がかかってきた

ので、その日の予定を急遽変更して現場に急行したのですが、結局建築士が私の測量図を写し間違たのが

原因であった。(なんだよ、そっちの建築士のミスじゃん・・・)と文句のひとつでも言いたかったのですが

原因が判明するまではこっちもドキドキだったから、結局相手側のミスにも関わらず「誰でもミスはありますから」

なんて怒りと安堵が混じったミョーな顔になってる自分がホント情けない・・・

という訳でその場は事無きを得たのですが、測量ミスの原因を考察すると実は単純ミスが大半である。

状況としては時間的、精神的に余裕が無い時が一番危ないと思う。
(逆に余裕がありすぎたらそれはそれでミスが頻発するような気もする)

 例えば境界標の中心が直接視準できない場合は、オフセット測量という手法を使い間接的に境界位置を

算出する手法があるのですが、この時現場で『右に3.5センチさらに左に3.5センチのが境界点』という記録を

して事務所のパソコンで位置を算出し座標化するのだが、この『右、左』を取り違えてしまう事がある。

水準測量であれば『+か−』の取り違いである。しかし、このような単純な計算ミスはわずか3.5センチでも

『最初の一歩』で間違っているので次も当然数字が変わってきて倍々にミスが増幅された数値に変わり

最終的に重大なミスに発展してしまうのだ。
(銀座の一等地でこの類の測量ミスで損害賠償請求されたら事務所なんか吹っ飛んでしまいます。)

 このようにオフセット測量や偏心観測のように

目標物を直接視準(目視)しない測量方法はとにかくミスのホームラン王なのである。

つまりオフセット測量とは実体を観測しているわけでなく、あくまでもパソコン上の計算上の点だからである。

 また、現地ではブロックの角を測量したのに、境界標を測量したと勘違いして図示してしまうミス。

それとか真北測量で磁北からの角度差を図面に記入するのだが、真北と磁北を逆に図示してしまったり。

またセットバックしていて分筆していない境界標を土地の境界と間違えてしまうミスも多い。

あと致命傷とはならないものの、コンクリート標と石標を間違える。矢印の境界標と図面に書いたが実際は

十文字であったというのもある。また『逃げ石』という特別な境界標で『1メートル先が境界』と示しているのに

も関わらず境界標の位置で立会い確認、面積確定してしまったというミス。

 また、他人が過去に作製した座標の図示のある図面が資料としてあると安心して現地の点間距離をおざなり

にしてしまい、座標変換した結果が正しいと信じ込み、前の人の間違えをそのまま引き継いで大変な事に

なったり・・ちょっと長文になったので整理してみると

@オフセット測量、偏心観測系⇒逆に計算してしまった。これは高低測量の±のミスも含む

A情報、経験不足によるミス⇒●セットバック点、逃げ石を敷地境界と間違えて面積計算、
                      ●セットバックの位置出しの誤り。
                      ●折れている境界線を直線にして面積計算(もしくはこの逆)

B座標変換等の座標計算系ミス⇒変換後の現地境界の整合性を見誤る

C現地記録記載系ミス⇒ブロック角を境界標として計算・図示してしまったり、石標をコンクリート標として
                  記載あるいは『矢印』『十文字』の記載ミス。真北、磁北の記載系ミス図示のミス
                  これも左右逆で増幅されるからたいへんな事になってしまう。

D現場の杭打ミス⇒工事用の位置出しのミス、これはおっかないですよ。
             現在はデーターコレクターや計算ソフト内蔵のトータルステーションの普及で、ほとんど
             回避できるようにはなりましたが、それでもなお測量器の設置ミス、業界用語では
             致心(ちしん)ミスというが、このミスは永遠に無くならないであろう。
             (いわゆるB=PではなくB≠Pの状態←測量士ならわかりますよねこの記号)
             そもそも器械が設置してある位置が誤っているのですから、そこから杭を設置したり、
             測量したデーターは当然全部誤っている事になる。

             また悪い事にこの類のミスはその測点から観測したものは、その区域内全体で違ってい
             るから、その区域内だけで点検測量をしてもキチッと数値が合致するため、広範に点検
             しないとミスが発見しにくいのだ、つまりミスが発覚するのにある程度時間がかかるわけ
             で、時限爆弾的な恐ろしい測量ミスである。

             もし一箇所工事費数千万円の橋脚の位置出しをミスした場合、ミスに気付かずそのまま
             ある程度工事が進み橋脚の基礎工事をしてしまったとしたら・・・
             考えただけでもゾッとするミスです。

             でもね・・・仮杭設置は基本的に工事用の測量作業だから当然周囲が工事中の現場が多
             く、重機の往来する音や振動で、測量器が設置しずらかったり、現場監督サイドから、
             『早く早く・・・』とせかされてイライラして疲れてくると『致心』をミスったりするのです。
             現場も内業も『平常心』が大切だとつくづく思います。

 えっ?こんな測量ミスばかり公表したら測量の依頼が来なくなるですって?

 そうでしょうか?本当にそう思われますか?私は自分が経験してきたミスや他人から聞いたミスを公表し
原因を冷静に分析をし専門職同志が測量ミスを共有して各々測量のクオリティーを上げていくことが大切だと
思います。
 人間なら誰でもミスはします。けれどプロである以上「それが人間だ」と開き直っていては進歩がない。
誰でも測量ミスは隠したい・・・認めたくない・・ウチは測量ミスが皆無の事務所だと宣言したい・・・

 しかし実は歴史のある事務所ほど程度の差こそあれ、測量ミスを引き込んでしまう『魔の瞬間』との戦いと、
ミス発覚後の辛酸をなめる後処理に背を向けずに真摯に乗り越えてきているものと私個人はそう思っており
ます。

ではこのような測量ミスの事例を踏まえて当事務所の再発防止の工夫をご紹介します。

@私の事務所では、開放トラバー、放射トラバーのみでの測量現場は例外なく存在しません。
  たとえ14坪の土地測量でも観測精度を数値で確認できる閉合トラバース方式を採用しています。

   また水準測量の単点観測のなら、最後に後視準点は最初と違うベンチ点に取付け視準するようにします。
  これは単点の高さが「どうもおかしいぞ・・・」という感を養う訓練にもなるんですよ。
  
   それと全現場を投影補正するわけではないのですが、器械高、ピンポール高はかならず記録しています。
  なぜかというと、依頼者から「だいたいで良いから高低差を教えて」という時に即対応できるからです。
  こういう些細な事で「おっ!この事務所デキるな」っと違いのわかる人には伝わるものです。又これは、
  ベンチリードの点検にもなるんです。それに境界標の設置されているだいたいの深さもわかるでしょ。
  数年経った時に真価を発揮しますよ。他の先生方から「神経質すぎる。」「コストがかかり依頼者の負担にな  る。」と思われるかもしれませんがミスして最終的にご迷惑をかけるよりは良いですし測量コストは『点数』
  が問題なのであって、閉合トラバー方式や点検測量がコスト高の原因になるというのも、おかしな話です。
  
A成果作製後の即日納品をさける。
 測量成果品は命です。私共では成果品は完成後は黙って一晩寝かせています。
 翌日にチェックする人間を交替して再点検するとミスが見つかる事が多々あります。

B完成した納品予定『測量成果図』をもって現場をウロウロしてみる。
  実はコレがすんごい事になるんです。経験ない同業の方は是非お奨めです。やってみて下さい。
  我が事務所はこれでどれほど救われているか・・・人間の記憶ってのはあいまいなもんだと実感します。
  完成成果品をもって現場に立つ・・・これはまさしく検査官のスタンスなんです、いゃー色々見えてきますよ。
  自動車でいえば試運転といったところですね。

Cとどのつまり、やはり『点検』です。
 検測⇒点検測量『知っているか、知らないか⇔するか、しないか』結局これで決着がついてしまいます。
 測量のあと現地で点間距離のチェック、これは誰でも修行中からの基本中の基本ですが、実はそれだけでは
 超鈍角形状の直線に極めて近い境界線等の測設ミスには対応できず不充分です。
 時間があれば点検用多角点を放射で1点新設してそこから再度観測できれば完璧です。

 「そんな事毎日の現場でやってるヒマあるかよ・・・」とパソコンの前の先生。
 お言葉ですが馴れると以外と時間も短縮できてピッタリ合うと結構快感♪ですよ。

 さてここまで偉そうに書いてしまいましたが、私自身もいくつもの色々な測量ミスを経験して今日に至って
おります。お恥ずかしい過去の話ですが測量会社で修行していた頃に、測量ミスで売買取引を混乱させてし
まい、「このまま会社や自宅に帰らずにどこかへ行ってしまおうか」と考え事もありますし、退職願を出し周囲
から「オマエが辞めて済むような問題ではない」諭された事もあります。
(本当に胃に穴があくような地獄の経験を何度かしました。)

 今、申告時期の真最中ですが、申告日に間に合わなくて自殺した税理士さんが過去にいらした事があると、
ある税理士から聞かされた事があります。

しかしながら自殺しても他人、特に周囲の税理士達は冷ややかであまり同情してくれなかったそうです。
「とりあえず申告しておいて後から修正申告すれば良いのに」とか「報酬額タダにして謝ればいいのにねぇ」
なんて言葉が聞こえて来ると遺族の方はとてもつらいだろうなあ・・と考えさせられるとその先生も言っておら
れましたが、その自殺した先生にとっては死ぬほど苦しかったのでしょう。同情します・・・
案外サムライ業独特の『倫理』『規範意識』にこだわる先生だったのかもしれません。

 土地家屋調査士にも類似した話を聞いた事があります。
この業界ホントに真面目な方が多いんです。(私の周囲だけなのかなぁ?(笑))

 今の世の中平和が続き『完成度の高い成果品』を要求される社会になり些細なミスしても許してもらえな
い状況になってきています。(はたしてそれが良い事なのか、悪い事なんだか・・・)

 それより、どこかの大臣の『何とか還元水』の方がよっぽど許されない問題だと思うが・・・(笑)
しかしいくらテクノロジーが発達しても測量は人間がやるものです。
ゆえに昨今は『ヒューマンエラー』という言葉もあるではないですか・・・

 さらに土地家屋調査士の業務には本人確認やら書類点検とか立会への対応等、技術一辺倒にはいかない
事情もあり現地の点検測量は短時間に済ましたいというミスを誘発しやすい側面もあるのも事実である。

 もし、皆さんのお隣の土地を測量していた土地家屋調査士さんが、一度境界確認書に捺印した後に再度
「すいません図面に訂正があって・・・」と言って訂正印をもらいに来た場合は『一度』だけは許してあげてくだ
されば幸いです。訂正印をもらいに伺っている土地家屋調査士本人は心臓バクバクなのですから・・・(汗)

 ですから今現在、同業なら測量ミス、他士業でしたら業務上のミスで、奈落の底にいるような気分の方へ・・・
自殺だけはやめましょうよ。たとえ死んでも周囲から同情どころか冷ややかな評価されて割にあいませんよ。
もしそのミスが懲戒処分に抵触するような事態に陥ったとしてもペナルティーを受けるなら受けて猛省し今後の業務に生せるようにする事が大切だと思います。

そういう考え方のどこが間違っていると言うのでしょうか。?

(余談ですが、それなら元たけし軍団の東国原宮崎県知事なんかとっくに自殺してますよね。(笑))

 私個人の考えですが、精一杯注意して業務にあたった場合でも測量ミスの悪夢に見舞われる事はあると
思います。登記なんてもともと俗物の人間が作った完璧ではない公示システムです。
(すげぇ〜ポジティブすぎるぅ〜こんな事言って大丈夫かしら・・・ココ笑うところですよォ。念のため・・・)

 私は測量関係で重大なミスをした後猛省しその後立派に復活した先生や経営面での失敗から見事に
立ち直った先生実際に存知あげております。
測量も経営も『ミス』はその後の真摯な対応が大切だと痛感します。

さて私共は『専門資格士業』はサムライ業とも呼ばれますが、『サムライ』として代表的な宮本武蔵でさえ
子供を斬ってしまい、その苦悩の日々から精神的にそれを乗り越え地獄の苦しみから這い上がり剣の道
を極めてたではありませんか。

という訳で今回はとりとめのない独り言になったけれど、今後もミスを犯さないよう真摯に業務に向き合おうと
心を新たにする所長なのであった。じゃんじゃん・・







■2007.2/23 私の昨年の予測どおり・・・やはりバブル再来なのか。


今日のニュースで、6年9ヶ月ぶりに東証平均株価が18000円代を回復したという。

また記事は違えど同じ新聞に、久しぶりに『地上げ』という言葉も復活していた。

やりましたねぇ世のお父さん方!バブル再来ですよ!

さぁどうします?株式投資ですか、それとも不動産投資ですか?

いやいや・・・私は投資や借金をせず、額に汗して朝から夜まで本業に専念しようと思っています。

ささやかな幸せを守り土地家屋調査士バカ一代を貫く日々を希望いたします。

 うまい投資の話には一切乗らず、プチブルの子供達がネットの株式投資で一日何百万円儲ける世に中に

なろうが他人は他人・・・私には縁の無い世界です。

 過去の例から察するに、これから金融、証券、不動産関係の人達が
『投資こそ人生の成功者』みたいな扱いで

テレビに登場してくる機会が増えると思いますね。

・・・という訳でシニカルな所長が考える『バブルあれこれ策』

@不動産が値上がりすると感覚が麻痺しますので不動産のチラシを保存しておく。
だって後から笑えるでしょ?
過去は多摩地区で開発行為しなくちゃ売れない、小平市や東久留米市のバス便&一種住専の物件でも
坪単価160万円〜200万円なんてごろごろしていましたしね。
いざという時、けっこう冷静になれる資料だと思いますけど・・・
私の持論「だいだい多摩地区の土地価格は評価されすぎじゃ!」
あーいっぺん言うてみたかった。(すっきり)

A○ホみたいなドラマが増えると思われるので映像を保管しておく。
とくに出演者達の衣装と自宅でのシーンに注目!
 「あなた達!いくらドラマでも浮世離れにも程があるっちゅうの!」という生活水準の主人公が登場。
後になってけっこう笑えると思いますよ。

Bコマーシャルやダイレクトメールをよく覚えておく
特に金融、不動産系はね・・・前のバブルではDMで「ポルシェ買いませんか」ってのもあったっけなぁ・・・
きっと買った人いたんだろうなぁ・・・実際どうだかはよくわかりませんが・・・実は私コレ保存してあります。

C良く売れた商品・・とりわけ自動車を覚えておく
過去の日産シーマとかね・・・外車がやたら売れてベンツ560SELとか・・・
バブルの時は水道工事屋のオヤジまでも現場にベンツで来ていたっけ・・・

D『新興』企業(ベンチャーも含む)がやたら増えるのでその後の存続をチェック
新興不動産会社・・・新興投資会社・・・増えますよきっと・・・
そして大半は新興のまま逝ってしまうんだな・・コレが

E今回は不動産屋さんに変身しちゃう銀行さん登場するかしら・・・
結局、銀行さんなんですよ。不動産にしても株式にしても『投資』というのは・・・
『時代にレバレッジ』とか、なんだかんだ言っても所詮、どこかから引っ張ってきた一定規模のお金がないと
スタートラインにすら立てないのですから。しかも利息付でね・・・

さてさて・・・こんな時期『バブルへGo!』という映画が先日封切られた。

私はまだ観ていないので、どんなストーリかは知らないのですが、これも『啓示』なんですかねぇ・・・

いやそれとも『警鐘』であろうか、中にはこの期を利用して過去のバブルの借金返済を考えている

『一発逆転』狙いの方もいたりして・・でも以外とそういう人もう少ないんじゃないかな・・・何故かって?

だって今回の景気浮揚の要因って、団塊世代の退職金の流動とか中国や印度の経済成長もあるだろうが、

実は『バブルの不良債権処理(特にゼネコンさん)が進んで企業特に大手の都市銀行さんの

内部留保がバブル前の水準まで回復した事』
これが最大の要因なのではあるまいか?

マスコミや学者先生方は誰もそんな事言わんけれども・・・結局バブル崩壊の失われた10年間は銀行さんも

ゼネコンさんの借金で困っていたという事でしょう。

この10年で必死に借金を返済する一方、見切り千両とばかりに債権を諦めたり同時に手数料で
小銭を着々と

貯金をしてきたのが、大きいと思います。個人も企業も本当に借金・・

借り入れとは危険な麻薬だと再認識させられますね。

 ところで大手ゼネコンさん・・・あんまり測量屋さんをいじめないでくれ!価格、工期両方の面でね

私は『大手ゼネコンさん』は測量を見下すような監督が多いのでハッキリ言って嫌いです。

監督さんの人間性で全然違うんだけどね・・・

(ちなみに私、過去の境界位置の復元なんかをお願いされる以外大手ゼネコンさんの仕事は
一切してません。)

「オイ測量屋!」なんてタイプ監督の現場は「サイナラ」と言ってサッサと帰ってしまう
所長のひとりごとでした。






■2007.2/8 ぼやき(忙しい人は読まないでね)


先日、野球のオリンピック日本代表監督の星野氏が巨人軍キャンプ地を訪問した際、、原監督が星野氏に

頭を下げているのを見た前監督職の某氏が「プライドを忘れるな」と苦言を呈したという記事があった。

『頭を下げる』事と『プライド』ですかぁ・・・まぁ勝負の世界ではそうなのかな。?

さて私の職業の場合はどうだろうか?年々私も頭を下げなくなってきたような気がします。

だけど同時に逆に他人と『朝まで生テレビ』調の議論をするような事も減ってきた。

威張らないけと゜ペコペコもしない・・・それが一番私のスタイルにあっているんじゃないか?

 だって私は政治家でもなんでもないわけであるし、まぁ第一そんな器も資力も持ち合わせていないが、

(あんな窮屈な職私だったら3日でギブアップです。ていうかその前に辞職に追い込まれるであろう。)

だからと言って金を儲けて実業家になれる程の頭脳や精神力もこれまた持ち合わせていない。

サラリーマンも7年が限界だったしなぁ・・・(なんだか自分で書いてて情けなくなってきたなぁ)

 だけどこんな吹けば飛ぶような事務所だけど、おかしな屁理屈言う失礼な依頼者には冷淡にバッサリ

「そのような事はできません」と断ってしまっているので、まぁ冒頭のプライド論ではないけれど、

ある程度の『そこそこの何か』はあるかもしれませんね。『そこそこ』ってけっこう大事だと思います。

この体制を維持しながら得られた収入で細々でも日々他人にやさしく接する事ができる『平穏』でありたい

ものです。

 業務に関してこんな考え方に変わってきたのは、境界問題解決のための司法改革が進んだのもあります。

土地家屋調査士が相談にのる、それでも駄目ならその次のステップへそれでも駄目ならその次へという

道筋ができつつあります。今まで土地家屋調査士個人が一生懸命悩んだりしていましたが、今後はシステムに

のって粛々と処理されていくようになれば、いずれ平穏な日々が訪れるのではないかと最近考えております。

もめている境界を決めたいと思う・・・その場合必ず相手がいる、中にはとんでもない要求をする相手もいる、

そんな場合はシステムを利用する・・・効果的に徹底的に・・・しかしそれに多少の時間と費用がかかるのは

覚悟をしましょう。覚悟が無い人はやめましょう。仕方ありませんよね、

手続き関係は最寄の土地家屋調査士事務所にご相談下さい。





■2007.1/1 新年あけましておめでとうございます。


早いものでホームページ公開から4度目のお正月になります。

今年は今までとは違い、元旦アップをしてみました。

さて私の事務所はこのコーナーで何度がご紹介をしておりますが、平成15年より事務所の方針を測量業の

協力(下請)業者体質から、境界や登記でお悩みの皆様から直接ご依頼をいただく土地家屋調査士専業

事務所に転換する事にした結果、売上高、受託数共に事業所開設以来ダウンとなり、この混乱した三年間は

ある意味『失われた三年』と言うべき『試練の時』でありました。

 私は仕事中心型人間で、自分の世界感へのこだわりが強い傾向があり、それが故に、ビジネスと

プライベートの精神的な切り替えが難しいところがあって、仕事が不調な時はひょんな事から失言を吐いて

しまわないように、以前にお付き合いをしていた、大切にしたい方達との接触を完全に『オフリミット』して

おりました。(ある意味引きこもりです)

 しかし去年あたりからようやく穏やかな気持ちで新年を迎えられるような気がします。

 というわけで今年は『失われた三年』で疎遠になっていた業界内外の旧交を暖め、かつ研修等にも

積極的に参加をしていきたいと思っております。

変わらぬご愛顧、ご指導、ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。





恒例?新年雑感

毎年ちょっと堅めの話題に入る前に柔らかい話題を・・・

大晦日の紅白歌合戦の『DJ OZMA』のバックダンスをご覧になりましたか?

いやぁ〜すごかったですねぇ〜サプライズでしたねぇ〜

中学生の時はじめてサザンオールスターズ観た時、みんなが裸で演奏してる状態を観て

『コイツら一体何者だ!?』と衝撃的でしたけど、それを超えましたね今回は・・しかもK点越えですねありゃ

まぁ常盤貴子さんのドラマでのトップレスシーンと同じくらいかなぁ。

だけどあれホントに『裸のボディスーツ』なんですかね?(でも裸のボディースーツって良く考えると変)

だって女性の方、個々に微妙にバストの形が違ってたように観えましたけど・・・

 放送後すぐにNHKに抗議の電話が殺到したらしく、番組の途中で

「あれは裸のボディースーツであって裸ではありません」異例の釈明してましたけど・・・さすがNHK!

「自衛隊はシビリアンコントロールの組織であって軍隊ではありません」みたいでさ(笑)

 演奏終了直後の『会場総ドン引き』状態が、画面からビンビンに伝わってきて生放送の醍醐味が味わえた、

歴史に残る紅白でしたね。(いやぁ〜加山雄三さんの『仮面ライダー事件』と同じぐらい感動しましたよ)

でもあの『裸』全然いやらしくなかったけどね、視聴者の皆さんは怒り心頭のご様子ですが、私個人はあの

決断をしたNHKには座布団一枚ですね。たけどあのボディースーツどこで作ってるんだろ・・・

しばらくは物議をかもすかもしれないけど、次の瞬間には注文の電話が殺到して

ジャ○ネットた○たなんかで売り出したりしてね

「ハイッ!これが大晦日を沸かせたあのボディースーツ!着用すれば、懐かしい青春の日々、

明日からギャルに大変身!しかも今回はお父さん用のマッチョボディースーツもつけて・・・

なんと驚きの19800円でお願いしまっしゅっ!分割の金利はこちらが負担」なんてね。

 『なに正月からエロネタで盛り上がってんの所長!』
という声もきこえてきそうなのでこのへんで・・・



 土地家屋調査士会報11月号のちょっと『気になるシナリオ』


唐突ですが、このコーナーは同業の方が良くご覧になっているようなので、今回は会報の11月号にちょっと

気になる記事があったので、ちょっと私なりにブツブツと独り語で考えてみましょうか・・・

それは九州大学大学院法学研究院七戸克彦教授による

『土地家屋調査士のための法律学(1)土地家屋調査士の業務』という題名の記事である。

ハッキリ言って・・・興味深かったです。と一言で言っては不謹慎かもしれませんが、

私は真剣に読ましていただきました。

この中で2『弁護士』型業務の獲得について、司法書士は単独受任できるのににくらべて土地家屋調査士は

受任において、弁護士との共同でしか受任できない事に関して、

現在の土地家屋調査士の能力が不足している、というのが立法理由であった

(中略)「しょせん法律的素養がないのだから仕方ない」という声も漏れ聴こえる。
                    ↑
  (んっ!?何だこの物言い・・なんだか悲しいな・・・ぐすっ)

まぁそうかもしれないかな・・・業界的には、てっとりばやくお金になる、マンションや一戸建新築の表題登記

の仕事を受託する事ばかりに傾注していると、土地家屋調査士と違って勉強熱心な司法書士達が研修

を繰り返し、しまいには表題部の登記まで業務を拡大して、測量に関しては測量士に『代替、分離発注』して、

不足している測量、作図能力に関しては猛烈な研修等に関しても勉強熱心な司法書士の先生達がその

点検読取能力に関する特別研修を実施させ登記業務ができるように法改正すれば

『土地家屋調査士なんか無用の長物になりますよ』という事である。

その証拠に現在土地家屋調査士の受験者数は毎年400人ずつ減少しており、逆に司法書士は毎年1000人

程度ずつ増加の一途をたどっているというのだ。

(ここからは本文)つまり統計学上理論値として計算すれば、20年後には土地家屋調査士になりたいと思う

人間は誰もいなくなるということになる
 つづけて・・・

国鉄も国立大学も郵便局も道路公団もなくなってしまう世の中なのだ。そのような抗いがたい時代の流れの

中で1万8000余の小規模な職能集団が生き残っていくためには、他の職種ではけっして代替の効かない

高度な専門的知識を身につけ、国民から「土地家屋調査士になりたい」との憧れを抱かせるような

存在にならなければない。
・・・と結んでいる。ふむ・・・まったく同感である。

 これを読んでしばし私は絶句してしまった・・・測量士へ業務の一部代替論は過去にもあったが、ここまで

書かれると現実性を帯びてきますね。それに今まで長年登記行政を共に支えてきた『盟友』と思っていた

司法書士(あちらの所思は不明だけどね)その司法書士が土地家屋調査士制度に幕を下ろす役割になって

しまうというこの最悪のシナリオ・・まぁこれは結局このまま、土地家屋調査士数が減り、かつ新しい事にたい

して勉強もしない土地家屋調査士が増え

『結局、筆界特定もADRも土地家屋調査士じゃ無理じゃないか』
と行政や国、しいては国民から

愛想着かされたと『仮定』しての事だそうですが、実際私もADRや筆界特定に対して、とても『冷ややか』な

先生方が多いとは感じますね。

「そんな事やってる暇があるか」

「好きな人がやればいいのでは」

「それって法務局の補助者じゃないの?」

中には「俺の境界立会自体が毎日ADRだもん」という声も漏れ伝わってくる。
(このような考えを秘めている土地家屋調査士の先生方はけっこういらっしゃると思いますけど)

とにかく今は勉強して資格をとって業務を自分で実践してからご紹介できたらと思っております。

というわけで今年はとにかくお勉強を頑張りたいですね。

頭脳はともかく(笑)志や意欲で司法書士の先生方に負けないよう頑張りたいと思います。




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