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所長の独断と偏見による趣味、くだらない話、現場での
エピソードのご紹介等難しい事はヌキのコーナーです。

土地家屋調査士村岡事務所
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 所長のひとりごと(平成17年版)

 ■2005.1/4   新年あけましておめでとうございます(曙のK1参戦について)
 ■2005.1/26  家屋調査で以外な発見、家相にこだわる私はカルトなの?
 ☆くだらない話☆(読むだけ時間の無駄です、忙しい人は決して読まないで下さい)
 ■2005.2/20  司法制度改革はアメリカ合衆国ジャパン州への道?
 ■2005.2/21  ディベート体験記
 ■2005.3/1  3月ですね!(サザエさんから考察する昭和史と年齢感)
 ■2005.3/9  測量は知らない人には頼まない?ナニワ金融道『名医はおのずと知れる』は事実か?
 ■2005.3/14  ホワイトデーそれは義理を義理でかえす抗争のような恋愛
 ■2005.3/20  お彼岸の小平
 ■2005.3/30 思い出はそのままにしておいた方が…(愛機スズキRG250Eのはなし)
 ■2005.4/18 今は深夜の1時過ぎ
 ■2005.6/10 あ〜松嶋菜々子と測量したい
 ■2005.6/18 おかしな時代になったものです。
 ■2005.6/25 今日は6月最後の『大安吉日』ということは
 ■2005.7/3  実家に振り込み詐欺から電話!
 ■2005.7/18 プロレスラー橋本真也さんの死
 ■2005.8/10 戦争の記録と記憶の違い(小泉内閣解散)
 ■2005.8.17 お盆休みに考えた事「売れているモノは良いモノなのか」
 ■2005.8/22 衆議院選挙について
 ■2005.8/30 13回目の夏が過ぎていく
 ■2005.10/2 ジェネレーションギャップ?「たかがお金ぐらいの事で?」
 ■2005.10/19 「日本のビジネスを強くします!」
 ■2005.10/23 研修の講師依頼
 ■2005.10/24 醜さを自覚した日
 ■2005.11/7 本田美奈子さん死去
 ■2005.11/15 三宅島測量記
 ■2005.11/21 構造計算偽造事件で感じた事
 ■2005.11/27 最近ハマっているのモノのお話
 ■2005.12.19 今時代に求めらる人・・・それはハショリの達人『ハショラー』だ
 ■2005.12.28 今年ももう終わりかぁ〜今年の総括
 



■2005.1/4 新年あけましておめでとうございます


本年もよろしくお願い申し上げます。
充実した一年にしたいと考えております。

今年のお正月は諸般の事情ありまして
外出はせずにもっぱらテレビを観ておりました。
しかし、ここ数年格闘技の番組が増えましたね、紅白歌合戦の視聴率を
脅かす存在になるなんて、誰も考えなかったのではないでしょうか。
実は私も格闘技観戦はキライじゃないですが、正確には
『昔のプロレスファン』であります。
だって就職の内定がもらえなかったら新日本プロレスに入社しようと
真剣に考えていたくらいですからね、
念のためにおことわりしますが選手としてではなく社員としてですよ(笑)・・・
あれは『観る』ものでして『やる』ものではありません(大笑)

 さて年末の格闘技に話をもどして、例の《曙Vsホイス戦》ですが、
この試合はいかに格闘技でいうところの「ニオイを消す」のが大変なのかを再確認した試合でした、
「ニオイを消す…」この言葉はアマレス出身で新日本プロレス育ちの長州力選手がデビュー20周年の時、
相撲出身で全日本プロレス育ちの天龍選手との対談での言葉です。

 要約すると『相撲臭さ』というもののニオイという事なのですが、そういう
一度身に付いた、いや染み付いたものは、なかなか直らないという事なんですね
同じ格闘技でも転身や転向がいかにむずかしいか、また似たように見えても、
実際やってみると全然違う、最近の流行の「間逆(まぎゃく)」だというのです。
リングと土俵では立ち方から歩き方まで違うのだと…

 天龍選手が最初に道場のリングに上がった時、ジャイアント馬場さんに
「おまえリングを『すり足』で歩くな」そう言われて驚いた。。。という
本人も知らない間にそういう歩き方になっているわけです。

転ぶと負けの相撲…寝技もありの総合格闘技、こんなところから違うのに
「すり足」を直すのに苦労した天龍選手の話を訊くと…

あのような試合になってしまっても仕方がない気もするんですけれど…

 さて、このニオイというもの、私たちの業界つまりは資格士業の業際でもあてはまる気がします。
また実際私自身も体験してきております。
私は測量士業務→不動産業務→建築士業務→調査士業務と実務を経験してきました。
それぞれに国家資格を取得してそれなりに勉強してきたつもりですが、
結局のところやはり測量士のニオイは最後まで消しきれなかったですねぇ。。(笑)

 とりわけ、不動産については技術職ではないので論外ですが、
建築設計と測量設計は関連はしていますが、考え方が実はコレ全然ちがいます。
測量士と調査士でもだいたい基本的に違う部分があったりするんですね。
詳しくは今年かかってゆっくりと。。。ご説明していければと思っております。
本年もよろしくお願いいたします。





■2005.1/26 家屋調査で以外な発見・・・私って『カルトな所長』なの?


去年の11月に長男の七五三でめったに来ない母が事務所に来まして、中に入るなりひとこと

「あら、この事務所には神棚もないの?」

「あんた土地に関係する仕事してて神棚もないようじゃあダメよ」

 なんて言い出して、最初は大して気にもとめなかったのですが、
その後取引先を観察してみると大体3割〜4割ぐらいの事業所が奉ってあったのでどうしたものかと思い、
七五三のお参りにいった仲町の熊野宮に行き、外にいらした神社の方に神棚の奉り方やら、地元の神様
(氏神様)について根掘り葉掘り尋ねてきました。

 神社なんて初詣以外はあんまり縁がないと思っていたのですが、
初めて訊くことばかりで驚きました、初詣で一年間奉っていた神棚の御札を納めて、新たに納めること等も
初めて知りました。(学校で教えてくれないしなぁ・・・)

 また、神事について色々と親切に教えていただきました。
信じる信じないというより、登場する神々に管轄(笑)や役割があって、壮大なストーリーとして完成されてい
る日本誕生物語みたいなものを感じましたね、それにしても、神社って身近な存在なんですね。

 結局『千と千尋の神隠し』もこの物語の延長線上に位置するなのかと妙に納得したりして・・・
熊野宮の方ご親切に有難うございました。(伝わらないかもしれませんけど)

 ところで神社、初詣といえば大晦日の番組『細木数子スペシャル』で
初詣のマナーを指導されてましたが、占い師が番組の視聴率を稼ぐほど
今は空前の『占いブーム』だそうですね、実は私も好きな方で、
仕事柄どうしても家相に目が向くのですが、色々な家相の本を片っ端から読んでいくと、
結局吉相といわれる家には例外なく『基本形』が存在する事に気がつきました。

 私が仕事で建物の登記をする場合に調べて図面にしてみると、
とりわけ昔から続いている農家の家、あるいは大地主の自宅は、

家相を考慮して建てられている事が多いです。(これは本当に驚きです)

これは、ある程度家相の知識がないと分からないかもしれませんけれど…
ですから繁栄している商店とか、農家とかがスバリ『基本形』になっていると、
「おっ!この家はすごい!」「やっぱりな!」
と人知れず一人で納得したりして…

 でも先日この事をある人に話たら

「村岡さんってカルト系の人なんですね」

なんてバッサリ斬られてしまい
ちょっと困りましたけど…(おいおい、それにしてもカルトだなんて…)




☆くだらない話☆


★注意!!
今回は所長という肩書きにはまったく関係ないホントにくだらない話題です。
ためになる事など皆無ですから忙しい方は時間の無駄です。
読まない事をお勧めします。ホントに読まないで下さいね(笑)

 先日久しぶりに外食しました。
まっ外食と言っても小平駅北口前の養老の滝に子供を連れて
行っただけなのですが、以前夫婦二人の頃は子供連で居酒屋なんて…と
思ったのですか、子供が出来たとたんみんなワイワイ騒いでるし
「これは結構いいかも」なんて思い(なんて身勝手!)

 気分をリフレッシュしたい時なんかは、お客さんが少ない開店直後をねらい
行くようになりました。(われながら安上がりなストレス解消法だなあ)
翌日体重計に乗るのがヒジョーに怖いのが悩みのタネですけど。

 すると店の入口に『飲み放題』の文字発見!
よくみると時間で仕切ってあり、たしか60分が790円ぐらいで90分が1290円ぐらいだったような…

これは安い!だって単品の生ビール480円ぐらいですからね、3杯で充分モトがとれる。(っておいおい…)
さっそく注文することに夫婦二人でかなり飲む方ですから、生ビール3杯をかなりのペースで飲んでしまい。
(ふっ・・これでモトはとった、さて次は何を飲むか)と心の中で小さくガッツポーズ、

 あれれ、しかしこの頃から店員さんがテーブル付近に来なくなったような…
「すいませーん」「あのう・・・」しかし呼べ〜と答え〜ず♪探せ〜ど見え〜ず♪
しばらくして隣の席に料理を運んできたので素早く、ここぞとばかり
「すいませんっ!飲み物おかわりですっ!」っと必死の攻防!!
いやぁ〜楽しかったです、結局単品と比較した倍価格分飲んでしまいました。

 このお店は窓際に座ると、次々に小平駅に滑り込んでくる西武線を眺められてまたの店員の方もとっても
感じのよい方でお勧めです。

 しかし電車って眺めていると本数の多さを実感しますね。
みなさんも小平駅付近にお越しの際は立ち寄ってみては、いかがでしょう
電車系が好きな幼児がいる『のんべ夫婦』には最適なポイントですよ〜!
ってお店にたいして懺悔の気持ちで宣伝してたりして(汗)

 さて最後まで読んでしまったあなた、だから読まないで下さいと断ったのに
でももう遅いんです読んでしまったのですから、
そうなんです、人は断られると興味をもつ生物のようです。

これは石原明著『営業マンは断ることを覚えなさい 戦術戦闘編 (アスカ出版)』の一節です。
私も技術職ゆえ営業が苦手なため、このテの本は大好きです。
恐縮ですがネットで実験してしまいました。
興味のある方は是非読んでみてはいかがでしょうか。



■2005.2/20 司法制度改革はアメリカ合衆国ジャパン州への道?


先日私が所属する東京土地家屋調査士会が毎年実施している法令研修に参加してきました。
今回のテーマは法令改正の概要説明で皆様に分かりやすく説明しますと、
土地境界の争いになった場合、現法では裁判所の訴訟しか方法がありませんでしたが、
新たに『裁判外紛争解決手続き(A.D.R法)』というのを創設して、
土地家屋調査士と弁護士が共同して裁判外での和解の場を設けて、そこでの和解に
一定の法的効力をもたせる事が可能になり、そのADR法の代理人としての権限を
土地家屋調査士に持たせるという事になりました。
(平成16年12月1日付けで公布され公布の日から2年6ヶ月を超えない範囲で
政令で定める日から施行されるとのこと)

 とまぁむずかしい話はさておき、司法書士の簡易裁判所の代理人制度や国民の裁判員としての
裁判への参加、弁護士の増員等々、国の司法制度改革もそれなりに進んでいるようですね。
この改革は裁判の効率化と迅速化が最大の目的なのかもしれませんが、
実はアメリカ風の自由競争化とその延長線上のアメリカのような訴訟社会に向っているような
気がするのですけどもねぇ
これが改革か改悪かは後の日本史で明らかになるでしょうが、
アメリカの悪い面は引き継がないでほしいものですね。

 とはいうものの、事情が許せば私は一度アメリカに最低1年間ぐらい住みたいと思っています。
実際の『アメリカ』を体験したうえで批判をしないと失礼だと思いますし、
案外住んでみたら私にはあってたりして…
実は幼い頃から正直、日本は『窮屈』と感じている所長であります。
でも大好きなんですけどね、この国…下手のよこ好きに似た感覚と申しましょうか…



■2005.2/21 ディベート体験記


先日私の所属する小平商工会青年部の上部組織の東京都商工会青年部連合会主催の
ディベート講習会に小平青年部の一員として参加してまいりました。
私自身、ディベートについては「口論するだけだろ」ぐらいな安直な認識しかなく、
実に気楽に参加したのですが、たいへん勉強になりました。

 何が勉強になったのかといいますと、立論がどうの質疑応答(反対尋問)がこうで
反駁(はんばく)はやっぱり…なんて事ではなくて…
(たかだか3時間程度のレクチャーでそんなこと語るのは10年早いと思います)

 最初に講師が一番最初説明したいわゆる『ルール説明』だけでも、仕事や人間関係に
大変「役にたつなぁ」と思う事がひとつありました。
それは『3つの奥義』という事で次のとおりの説明でした。
1 対人攻撃をしない。
  誰が言おうが、例えば「年寄りだから…」とか「外国人には分からないかもしれないが」
  「女性だから感じないと思う」とか、年長者が言おうが、異性が言おうが外国人が言おうが
  正しいものは正しいのであるから…(ここからが大切)逆に
          
               『対人攻撃されていると思わないこと』
  
  相手はあなたの立論にたいして質疑応答しているのであって、あなたの人格を
  否定、批判しているわけではない。。っと思う事、またそのように思えるよう
  訓練すること。

2 話したつもり…でも確実に中身が相手につたわっているのか常に考える、
  伝わらないのは自分の力不足である。

3 準備をして議論にのぞむこと、ディベートでは10分話すのに準備に4時間かけるとのこと
  (また4時間で準備できれば早い方)なのだそうです。

 1の『対人攻撃されていると思わないこと』というのは日々の生活で心に留めておくと、
対人関係でスムーズに行くと思いますし、自分も傷つかずにすむのではないでしょうか、
昨今の『逆ギレ』といわれる事件も結局自分が『傷つけられた、あるいは攻撃された』
と感じて報復、反撃に出る現象ではないかと感じた(勿論それだけが原因ではないけれど)
ひと時でした。
だけど講師がおっしゃるように「訓練すること」というのですから、やはり努力が必要なのでしょうね。

 ところで私がフリーター時代、デザイナー志望の友人からある本をすすめられました、
ご存知の方も多いと思いますが、Dカーネギーの「人を動かす」という本です。
その一節に「人との議論をさける」といのがたしかにあったと記憶しています。
さて、実際議論はさけた方がいいのかどうか、私はいまだに答えだせずにいました。
が今回講師の方がこんな事を話されていました。

デイベートと交渉は違います。。。ディベートの結果は100対0であり、
交渉は50対50もあれば40対60の結果もありえるここが最大のポイントですと…

 やはりディベートの3つの奥義に注意して『交渉』にのぞむ。
これが答えのようですね。。。。
(あ〜今回も腰砕けな結論じゃあ〜)




■2005.3/1 3月ですね!


唐突ですが、私は3月生まれです。
実は明々後日は私の誕生日であり、41歳になってしまいます。
まさか自分が『中年!?』と思いますが、現実なので受け入れるしかありませんね、
ただ年齢の感覚というのは時代と共に変化するものなので悲観もしていませんけどね。。。。
先日商工会のセミナーで年齢に関して面白いエピソードがあったのでご紹介しましょう、

「アニメのサザエさんに登場するお母さんのフネさんはいくつに見えますか?」

という問いがあり、会場の意見はほとんど55歳前後でした。
たしかに、かっぽう着に和服という外観ですから当然ですよね、
ところが設定では実は47歳なんだそうです。
現在の47歳の人が観たらビックリですよね、
(あんなお婆ちゃんじゃないって声が聞こえます)

続いて「サザエとカツオはなんであんなに歳の離れた兄弟なのか分かりますか?」

という問いがあり皆ポカーンとしていたのですが、
実は波平さんはサザエさんが生まれた後、召集され終戦後数年シベリアに抑留されたのち
帰国してからカツオが生まれたためなのだそうです。
私たちが日曜日の夕方ほのぼの観るアニメもその裏に昭和の悲劇が影を落としていたわけです。

 さて私が何を言いたいかというと、先述の年齢の感覚は、その時代によって変わるという事なのです。
アニメのサザエさんは現代風にアレンジしてありますが、
先の設定から原作のサザエさんは昭和20年代後半から40年代前期と思われます。

 平成の現代では、32歳の『ホリエモン』が数百億を動かし企業を買収する時代です
そう考えると41歳だから…と悲観する必要もないのではないかと…
無理やり思うようにしておりますが・・・・(汗)
しかしながら、ある一方ではそろそろ、私の心のなかの『物置』にしまおうとするものあるんですよね…
そのひとつに『言葉』があります、俗にいう毒のある私の時代の『はやり言葉』のことです。
「バックレル」「かったるい」「うざったい」これらの言葉は私の青春時代の言葉たちですが、
もうこれらはさすがにプライベートで笑いをとる?ときでも耐用年数が過ぎたように感じます。
実はどういうわけか、私の誕生日の翌日に小学校の同窓会があるので、
ここでお別れしようと思っております。





■2005.3/9 測量は知らない人には頼まない?ナニワ金融道『名医はおのずと知れる』は事実か?

先日、大手不動産仲介会社から売却物件の境界明示の依頼があり、
売主さんへの紹介が済んだ帰り途すがら仲介業者の方と立ち話ししたのですが、
「測量や境界標の明示という仕事は金額がどうこうよりも知らない方には頼みたくないんですよね」
という言葉がありました。

続けて「だって不安じゃないですか」との事

 この知らない人というのは『信頼できない人』という事だと思いますが。
でも、最初は誰でも初対面のはずなのです。
やはり大手広告代理店のリサーチのとおり土地家屋調査士を知るきっかけの一位が
結局『紹介』なんだなあと再確認した瞬間でした。

 ところで私の事務所はこの『こだいらネット』や電話帳にも広告を出しており、
いわゆる紹介者等を必要としない『ご新規さま』にたいしても積極的に
アピールするようにしています。

 ナニワ金融道という漫画に知らない土地で司法書士を探すシーンがあります。
第19巻258話『はやらんのはトロいからや』に医者の世界にたとえて
こんなやりとりがあります。

「名医はおのずと知れるやろ、だから小さい看板でもええわけや
そやけどヤブははやらんから、『でかい看板』だしてるがな」

「はやらんのはトロいからやがな・・・
だからでっかくて派手な看板(の司法書士事務所)さがせや・・」

この場面は違法な書類を司法書士をだまして作らせてることを考えついて、
賢い司法書士は避けて、自分の思い通りの書類を作製してもらえる
『トロい→だませる司法書士事務所』を探す方法を説明しているわけです。

つまり…
『でかい看板の司法書士→流行っていない→騙しやすい』という事らしいのです

この真実は別として、著者の故青木雄二先生にひとこと言いたいのは
たしかにそうなのかもしれないけど、でかい看板=宣伝広告という見方は違う
と思いますね。

 たしかに名医はおのずと知れるかもしれませんが、
知れ渡る『おのず』の間その名医はどうやって生活費を得るのだろう?という
素朴な疑問があります。
名医として知れ渡ったのは、勤務医の頃というのが現実的ではないでしょうか(笑)
実際電話帳からの仕事の依頼数も結構あって、中には
「どこに頼んでいいか困ってたので助かった」という声をいただくこともしばしばで
冒険だったけど実行してよかったなと思っております。

先述の「知らない人には頼みたくない」一方で
「どこに頼んでいいか困ってたので助かった」という方もいる

 しかしマーケティングの専門家から言わせると、実は集客を紹介のみに頼るのは、
広告を使うよりも、かえって高度なマーケティングが必要なのだそうです。
名医はおのずと知れる・・・たしかに事実ですが、だからといって、大きい看板をだしたり、
広告を打っているところが悪いとは限らない、これが事実じゃないでしょうか。

 専門士業がインターネットなんて・・・・っという先輩諸兄の意見もあるでしょうが、
誤解を承知で言わせてもらえば
「私の事務所は先輩と違って顧客の定着を果たしていないのです。」
「また先輩と同じ事をしていたら、私の事務所は干上がってしまいます。」
ので私の事務所はドンドン情報を発信していきたいと思っております。

 いやはや、しかし、第三者あるいは依頼者の考えは千差万別ですね。
やはり、依頼する方もされる方も自分のアタマで考えならないという事のようです。
自己責任の時代ということなのでしょうか・・・・




■2005.3/14  ホワイトデーそれは義理を義理でかえす抗争のような恋愛

あ〜今日は現場調査なので疲れました…
というわけで今日の『ホワイトデー』についてブツブツと…ひとりごと

現場帰りの車中で所員達に
「ホワイトデーなんて定着してないんだろう?」って尋ねたら
「いゃあ〜女性社員がいるそこそこの会社なら色々あるらしいスよ」とのこと
(そっ…そうなのか)
私にとってなかなか定着しない印象があるカレンダーにも記していない
この『行事』
私がはじめてこの日を知ったのはたしか、小学5年生ぐらいのころ
1975年前後ではなかったかと思う、義理チョコをくれた女の子から
「ホワイトデーよろしくね!」みたいな事言われて
「へっ!?何それ」
聞けば『白いキャンデーをお返しする』だの
『白いマシュマロが良い』だの全然統一性がない…
結局何をお返ししたのか覚えてないんだけど
私からみると無理のある『行事』ですなぁこの日は
だって義理を義理でかえすなんて、
『血で血を洗う恋愛みたいで』…お菓子屋さんごめんなさい。





■2005.3/20  お彼岸の小平


小平市民の方でもお彼岸の小平駅周辺の変化に気がつかない方も多いのでは?

霊園のある小平駅北口側の住民になって早13年・・

はじめてのお彼岸の時は驚きましたね、とりわけお彼岸の土曜日は

駅の乗降客が一気に増え、道路も渋滞します。

当時の土曜日、私の家の前が渋滞していたため、車庫からなかなか出庫できず

イライラして誤って家のブロックにコスってしまい塀をなぎ倒した事もありました。

最近では多少渋滞も緩和されてきたような・・・いや慣れたのかもしれませんね。

北口駅前のガラ〜ンとした『妙』なスペースが

「この日のためのものだったのか・・」と再確認したものです。

昨日渋谷区の依頼者に書類をもらいに行くため小平駅を利用したのですが、

すごい人でしたね熱さ寒さも彼岸まで・・この時期風向きでお線香の香りがすると春の到来を感じる

所長であります。





■2005.3/30 思い出はそのままにしておいた方が…


年度末も過ぎで、多少暇になってきました。
今日は中野区役所に書類を取りにいっただけで、とくに用事もなかったので
いつもよりゆっくり車を走らせておりました。
この時期は卒業シーズンであちこち卒業証書授与式という看板を見かけます。
ラジオ番組でも思い出の卒業ソング曲ベストテンという類の番組をよくやってて
運転しながら昔を思い出してたら、ちょうど信号待ちで角地のバイク屋さんが
目に入り、私が高校生だった頃のバイクが『旧車』として店頭に並んでいました。

「なつかしいなぁ〜よし帰り道に近くで見てみよう・・・」

と心に決めて、数時間後同窓会のような気持ちでそのバイク屋さんに向いました。
しっしかし・・・あらためて近くで見てみると・・・
だんだん気持ちが落ち込んできました。
遠くからは気がつかなかったのですが、フィン(エンジンの細かい隙間の事)に
オイルと一緒に凝固して積もって付着した埃・・・
いくらワックスがけしてもとれないであろうアルミ部品の腐食・・・
中から錆びているとあきらかに分かるフレームetc・・・・
「まぁ確かに20年以上前のバイクじゃあ当然なんだよなぁ・・・
いやかえって保存状態は良い方なのかもしれない・・でも・・
あの頃私と毎日一緒にカッ飛んでたマシンじゃない・・・」
なんというか、公園にかざってあるリベットの浮いた蒸気機関車のD51(デゴイチ)
に似た印象をもってしまいました。

 オートバイって本当に高校生の時は自分の分身みたいに思っていました。
でもその後年齢を重ねると『卒業』していってしまう乗り物・・・
卒業シーズンに卒業した愛機との対面に自分の年齢を再確認させられてしまった。

 多分バイクも「お前もだいぶ太ったなぁ〜もう重くて昔みたいに走れねぇぜ」って
言ってる気も少し感じましたけど・・・
昭和54年式スズキRG250Eキャンディレッド 左に同じくRG250E族車ではありません。

                   

 高校生の頃、大垂水峠や第3京浜を流していた愛機第1号スズキRG250E
 車重126キロ軽量ボディに30馬力の強力なエンジンを積み、峠とゼロヨンでは400ccにひけをとらない
 マシンだった、コイツのコンセプトは、まさしく『ゼロ戦』である。
 しかしこの当時のスズキのマシンは今になってみると「おいおい!?」と思う部分があったなあ、
 RZ250が登場するまで、ある意味無敵であったが、貧弱なサスペンションとブレーキに悩まされた、
 しょせん庶民のマシンというイメージが強かったかなぁ・・・でも今でもバイクはスズキ党なんです。






■2005.4/9  春ですね〜

おととい、気象庁が開花宣言に続いて桜が満開になったと発表しましたね、
春爛漫といったところでしょうか、平年より少し遅めの開花だそうで、
遅めの桜は散るのも少し早いとかで、さっそく私も家族で近くの
『たけのこ公園』にお花見に行きました。
あまり桜はないんですけど、遊具もトイレもあるし電車も眺められるので
子供連の方は最適なポイントですよ〜
さて桜というと私の同業者のS社長のこんな話があります

『桜の樹は地味・・』

 桜の樹は花が咲くまで誰も気がつかない・・普段はただの樹である、
それが春になると一斉に花が咲き「こんなところに桜があったのか」と再認識させられる・・
普段は地味で存在感がないが春になると小さい花を沢山つけて人を魅了し
いさぎよく散る、
桜は日本人の心情を最も反映した樹である・・・・
これを聞いた時は「なるほど・・ええ話や・・」と思ったけど、
でも待てよ・・それならモチの木とかはどうなるのかしら?
そもそも木って地味なものじゃないのかしら?
桜は本当に地味なのか?
う〜ん・・・楠はとなりのトトロで脚光あびたし・・・
銀杏は秋の季語たる樹だし〜松は存在感ありますしね、
クヌギはカブトムシなんかで子供達の人気者だし・・・
そう考えるとやっぱり、モチの木かわいそうですよね、
しかも鳥の糞で運ばれて子孫が増えていく木だなんてやっぱり地味すぎる!
っといい年した大人がこんな事考えていることが自体春の証拠ですなぁ〜
おあとがよろしいようで・・

S社長さんジョークですからね(笑)

 さてここでお知らせです。このたけのこ公園で小平商工会青年部が主催する
「ガーデニングコンテスト」が行われます。
現在参加者募集中です。皆様の参加をお待ちしております。

募集要項

都市化による緑の現象を防ぐ緑化推進と、グリーンロードに代表される自然と潤いのある豊かな街づくりを目指して、地域住民の皆様とともに実施できるガーデニングコンテストを開催します。

作品展示期間 平成17年5月29日(日)〜6月5日(日)正午まで

作品展示場所 小平市役所玄関横、たけのこ公園(小平市天神町)

募集部門 ・ミニガーデン部門
・ハンギングバスケット(壁掛けタイプ)部門
・コンテナ(寄せ植え)部門

応募条件 市内に在住・在勤・在学の方で、ガーデニングに興味を持っている個人、又は、団体等で、自らが創作・制作した作品であって、それぞれの責任において草花、装飾器具等の調達及び、原則として搬入・搬出、撤去が可能な者で、所定の応募用紙に記入し、期日までに受付窓口へ申し込んだ者。
(応募多数の場合は、1部門に限らせて頂く場合もございます。)

募集期間 平成17年3月22日(火)〜平成17年4月8日(金)(土・日を除く午前9時〜午後5時まで)

参加費 無料

受付窓口 JA東京むさし小平支店及び小平商工会

募集点数 ・ミニガーデン部門 20区画
・ハンギングバスケット(壁掛けタイプ)部門 30点
・コンテナ(寄せ植え)部門 30点

出展者の決定 各部門とも先着順により4月中旬に決定し、応募者全員にお知らせ致します

審査予定 平成17年5月28日(土)午後1時〜午後5時(各部門別に審査します)

表彰 数々の特別賞を用意します。

主催 JA東京むさし小平支店 小平市園芸組合 小平市商工会青年部

協賛 小平市グリーンロード推進協議会

後援 小平市

ポスターはこちらからご覧いただけます。
http://www.kodaira-seinen.jp/info/poster.html
事務局 JAむさし小平支店指導経済課 電話 042-348-7244
小平商工会 電話 042-344-2311





■2005.4/18  今は深夜の1時過ぎ・・・


皆さんコンバンワ只今、夜中の1時35分です。
こんな時間に何をしているかといいますと、事務所の新サービスのDM作製をしているのです。

 しかし時代は変わったものです、このような資格業界も随時反復継続して
集客営業活動をしなくてはならないのですから、

 最初は開業してから13年経つのにまだ集客DMを反復継続してのは
今までの自分の仕事内容が悪かったのか・・っと、ウジウジ悩んでいたのですが、
ある本を読んで納得しました。
「人間は自分の事しか頭に残らない仕組みになっていますので、あなたのことを覚えてくれる
お客さんなど稀有な存在です。
お客さんの注意喚起のためにも、顧客台帳をつくっておいて定期的に
フォローを入れるようにして下さい・・・」

 「定期的な・・(中略)・・・フォローコール、ハガキによって顧客の流失を防止していくことで
損失の防止が可能です。
人間はとにかく新規顧客の獲得ばかりに目がいきがちですが、
顧客の流失防止も大切な戦略のひとつです」と

 そうか〜〜というわけで、日曜の深夜までの作業と相成りました・・・
開業当時と同じ事をやって恥ずかしいなと考えてもしましたが、
マーケティングの世界では当たり前なんだそうですよ。
でも今回は新サービスのDMですから結果が楽しみな所長であります。
北多摩多摩北部の不動産会社の皆さんDMが着きましたら宜しくお願いします。

 さてご紹介したこの本、創業系の資格士業の方にはとても良い本だと思います。
この本を読んだあと先輩事務所や新規で売上を伸ばしている事務所
また、その所長さんのお話しを比較するとある意味『納得』です。

金森重樹著 「行政書士」開業初月から100万円稼いだ 超・営業法
研究所 税別1,250円





■2005.5/16 サフィニアVSペチュニア


さてゴールデンウイークも終わりましたが、皆様いかがお過ごしですか?

私は最終日にサフィニアの苗を3つ買ってきました。

しかしサフィニアとペチュニアは見た目似たような花なのに、

あの価格の差は一体なんなのですかね〜そう思いませんか?

だいたいベチュニアの2倍以上の値段のサフイニァ・・たしかに実際の開花数では

圧倒的に上だし、聞くところによると、翌年も咲くんだとか・・(本当なのかな?)

ひょっとしたら大手酒造会社が品種改良して造られた品種という話をきいたことがありますので、

そのロイヤリティーも影響してるのかな?それはともかくベチュニアは単価が安いので、

その同じ金額で買える分多く植えれば、サフィニアより迫力がでるような気もしたりして

迷うところですよね、さて気になるこの実験、実は毎年私の事務所前でやってます。

今年はアクセントとしてコリウスも別鉢でやってますので、ちょうど6月中旬ぐらいが見所かもしれませんね、

お好きな方は信号待ちの車からでも眺めてみて下さいね。

 ところでこのサフィニアを買ったときのレシートはなんと1111円でした。

というわけで、さっそく宝くじを買ってまいりました。

あいかわらず『カルト』な所長であります。





■2005.5/22 おもしろ看板、YS11で大島まで空の旅
今回は大島に建物調査に行った時の大島空港にあった面白い看板です。
これなんて書いてあるか読めますか?
『乗り捨て禁止』と書いてあるんです。



実はこれ駐車場にある看板なのですが、ようするに
「車を乗り捨てていくな!」という意味なんでしょうかね?
たしか大島は一般観光客のフェリーは就航してなかったと思うので、
となると結局、島民の方が「内地に行ってきます」と言うときに
置いていってしまうのか・・
しかし島内の自動車ってある程度限られると思うのですが・・・
なんともミステリアスな看板であります。

 しかし島民の方って、本土を「内地」って言うんですよね、
なんとなく『戦前』の響き・・・
さて、この大島空港へは調布便と羽田便があります。多摩の住民としては
本当はセスナ機の兄貴みたいな調布便で行ってみたかったのですが、
有視界飛行で飛ぶために雨になるとすぐ欠航するとの情報があったので、
この時は現地の登記官と立会調査の予定だったので、
雨天でも往復確実に飛ぶ羽田便と相成りました。
羽田便はなんとYS11です!所沢の航空公園の駅前に鎮座しているあの
『ロールスロイス社のエンジン』の双発プロペラ機です。
実際離陸してみると、これがジェット機と違って低いんですよね・・高度が・・
でも海上に航行している船舶も目視できるのでかえって安心でした。
(ここは賛否が分かれるところですな)
大島へは約30分前後で到着してしまいます。残念・・
離陸してしばらくしたら着陸という感じです。
それにしてもYS11いつまで飛び続けるられるのかなぁ〜





■2005.6/10 松嶋菜々子の測量シーンにうっとり・・・いいなぁ・・・


 私のメールアドレスからもお分かりのとおり、自宅のテレビはケーブルなのですが
『ファミリ劇場』のチャンネルでNHKの連続ドラマ『ひまわり』が再放送されています。
このドラマは松嶋菜々子初主演のドラマです。

 演技からの主演を必死にこなしている発展途上の松嶋菜々子のフレッシュさが
伝わってきて実に良いですなぁ〜
(顔もパンパンで若さいっぱい・・それもまたよかったりして・・・)

 このドラマは松嶋菜々子演じる世間知らずの『のぞみお嬢様』が弟の窃盗事件の
濡れ衣をきっかけに、弁護士になる事を決意し、OLから弁護士開業までに至る
ストーリなのですが、ある日、菜々子の司法修習先の弁護士事務所に境界紛争の依頼がきます。

 とりあえず現場調査ということで、修習先の竹永弁護士役(泉谷茂)と
松嶋菜々子の二人がテープで境界測量するシーンがあります。

菜々子 「22メートル95センチぃ〜!・・う〜んこれってホントに(境界を)間違えてるのかしら?」
 (うんうん、調査士の私が手取り足取り全部教せぇたげる・・こんな測量なら毎日でもお供しちゃいます!)

泉谷  「また10センチ(生垣を)動かしてるか・・・」
   
 ところでこのあとどうなるかというと、竹永弁護士が相手地主から
「お前ら何してるんだぁ!!」っとバケツで水をぶっ掛けられるんです。

 皆さん『こりゃドラマの中での事だな』とお考えになるかもしれませんが、
実は私も水掛けられた事あるんですよ。
私の場合はジョーロで屋上からでしたけど・・・

 その隣地の名物お婆ちゃん、毎度私たちが測量しているのに気づくと
自宅の屋上まで上がっていって「ふん♪〜ふん♪〜」って鼻歌、歌いながらわざと
私たち目掛けて水をジャー・・・っとかけるんですよね、
結局、この現場は境界確認の書類受領に2年かってしまいましたがなんとか境界は
確定する事ができました。

 ホントに測量というのは見た目じゃ見積金額が計算できない部分
『やってみなけりゃわからない』小泉改革のようなものがあるのです。


変なモン写真展から『純ちゃん改革』
もう何も申しますまい・・・しかし『日本列島変人旋風』だなんてねぇ・・・
これはちょうど小泉内閣発足当初の頃の『ガチャポン』です。
一国の首相が子供向けのガチャポンになるなんて、
本当に日本は平和国家だと皮肉なしに思いますね






■2005.6/18 おかしな時代になったものです


昨日仕事先から帰宅する時、ちょうど小金井街道と鈴木街道の交差点の歩道を
小学校1〜2年生くらいの男の子が一人裸足で『ひたひた』歩いていました。
近くを見ても保護者らしき人はいないし、時間も夜7時過ぎでもうとっくに日が暮れていて
明らかに『不審』でした。

私も男の子の親ですから、心配になって車を停めて
「お〜い僕ぅ〜ひとりでどうしたの〜?」っと叫んだのですが、
その子は『ハッ!』と私の方を見て走り去ってしまいました。
あれれっどうしたのかな・・・っと思った次の瞬間(マズイ!)と感じてしまいました。
だって知らない人が見たらこの光景って私の方が不審者でしょう?
夜に裸足で一人で歩いている男の子を車から窓を開けて声を掛けて追跡してる・・・
これどう見ても怪しい・・・なんだかその子が心配だったけどそのまま帰宅してしまいました。
家に帰ってからどうすれば適切だったのかなーなんて考えましたけど・・・

 現代は誤解されるような行動する方が悪いなんて言われてしまう時代です。
もし警察に通報されれば、必ず職務質問でしょうね、最低1時間は現場で説明させられます。
地元の人の交通量が多い小金井街道で赤色回転灯つけたパトカーと警官数名に囲まれて・・・
知っている人の目には私はどう映るのだろう・・・(村岡さんってやっぱり・・おいおい)
さらにもしその子供が

「おじちゃんが車から声掛けてきて怖くて逃げたら追いかけてきたの・・・クスン」

なんて言おうものなら

「ちょっと署までご同行を・・・」(ガーン!)なんて事になってしまう。
ほんとにおかしな世の中になってしまったものですね

話は変わりますけど、だから最近西武線の女性専用車輌は私大賛成なのです。
一輌といわず二輌作ったっていいくらいだと思いますね。
まっ私の場合電車に乗る時はいつも両手でつり革につかまってましたけどね、
とくに飲酒して帰宅している時は100%
痴漢の濡れ衣で誤解される方が悪いなんて最悪であります。





■2005.6/25 今日は6月最後の大安吉日・・・ということは


今日は結婚式が多いのでしょうね、ジューンプライドという事ですよね、
結婚式ここ数年最近ご招待がありません。
こんなとき、またまた自分の年齢を感じますね、もうそろそろ今度は親戚としてあるいは
友人の子供の結婚式になっていくのでしょうね、結婚といえば私の場合結婚した年に独立したために、
結婚と創業が同じなのです。
そんなわけで私は妻の事を『株主様』と呼んでいます。(笑)(事実、開業時は株式会社でした)

 私の結婚した時は100人程度の会社の業務部の係長でした(はっきりいってサラリーマン向きでした)
ですから結婚式では、過去にお世話になった測量業界のかつての上司の方とその業界の友人達、
そして現在の会社関係の上司の方々のご列席を賜ったのですが、高砂から感じたことは、
やっぱり測量関係とりわけ技術部問の方たちと現在、在籍している会社の不動産販売営業部の上司達が
まったく雰囲気がちがうんですよね、まるで『左大臣』と『右大臣』みたいな・・・

 とくに測量業界の人は皆、顔が真っ黒に日焼けしていてネクタイが似合わないやっぱり
『技術屋』の顔をしています。
それに対して営業の方達はスピーチの準備をしているのかどうか分かりませんが、
当日、前の人のスピーチの内容を『折込んで』ウィットのきいたスピーチをアドリプで
やってのけたりします。(さすが夜の帝王・・なんて再確認したりして)

 多分今日もあちこちで結婚式があって色々なドラマがあるんでしょうなぁ、
でもやっぱり結婚のリスクは女性にあるのでしょうね、出産という大仕事をしなくてはならないため、
たかだか20数年の人生経験で一生の人を選ばなくてはならないのですから、
やっぱり奥様は偉大な『株主様』です。

生物学的に結婚の本能とは、男性は『(子孫を)ばらまきたい』 女性は『えらびたい』のだそうです。

「今は評価低いけど、もしかしたら・・・化けるかしら・・・この銘柄(男)」
「う〜ん大化けはしないどろうけど安定株だし、この銘柄好きだから、なりゆき買いでいくか・・」
こんなカンジで私もえらばれてたりして・・・

いやはや、本日ご結婚なされる皆様、末永くお幸せに・・・・






■2005.7/3 実家に『アレ』がやってきた!


ついに来ました!!やって来てしまったんです!
何が来たかと思いますか?
実は実家に『振り込め詐欺』の電話がかかってきたのです!

「こちら鉄道警察隊です。」
「おたくのご子息が本日○時○分山手線車内で21歳の女性会社員の下着に手を入れて
局部を触ったということで現在こちらにいるのですが、
まぁ本人も反省している事ですしねぇ・・前途ある若者ですから
20万円を振り込んでいただければ女性の方も示談で済ませても良いと言ってますので、
女性の口座に振り込んでいただけませんか。」

 という報道にされているままの内容だったとのことです。
結局私の母親が
「ウチは20歳すぎたら自己責任なので1銭も出しません!」というと
「息子さんどうなっても知りませんよ!」
(こんなこと警察官が言うはずがないと思い・・・)電話を切ったそうですが・・・

しかし実家に電話がかかるという事は相当古い名簿を使っているのでしょうねぇ〜

もしかしたら、報道を見たまんま実行してる便乗犯なのかもしれませんね、
でもまさか自分の所にかかってくるとは本当に驚きです。
しかし交通事故ネタ、借金ネタと色々な振り込め詐欺のバリエーションがあるというのに、
「どうして私は痴漢ネタなのだ〜!?」
それにしても40過ぎのオヤジを「前途ある若者」だなんて・・・ねぇ〜?そこからしてバレバレですヨ
あっ?もしかして一般的に41歳って前途ある若者なのかな?(あ〜ハイハイありえませんよね・・ハイ・・)
そういえば元祖天才バカボンのパパの41歳だったですし・・・
振り見込め詐欺に前途ある若者といわれて、なんだかちょっぴりうれしかった、なさけない所長でした。
皆さんも、『実家』への振り込め詐欺の電話には気をつけましょうね。






■2005.7/18 プロレスラー橋本真也さんの死


 40歳の若さで亡くなった橋本選手、とても残念ですね。
私は後楽園ホールを聖地とする『長州力原理主義』の昭和の新日本プロレスファンなので、
同世代の闘魂三銃士(橋本選手、武藤選手、蝶野選手)の一人が欠けてしまったのは複雑な心境です。
 
 橋本選手がメインエベンターになった頃は私はプロレスから遠ざかっていましが、
たまたまテレビで試合を観た時に「コイツこんな体重でよく飛べるなあ・・」と感心したものです。

 「ボクはね、子供の頃から、ごはん党なんですよ・・だからこんな体型になっちゃったのかな・・」
と笑顔でインタビューに答えていた頃がなつかしいです。
でも、その後やはりその体重が災いしたのか、ひざの故障は厳しかったでしょうね

 故障後の試合は15分を超えてそろそろフォールを取りに行く時間帯になると必ず相手は彼のひざを攻めます。
その時の「チキショオォォ!」という彼の叫びは観ていて本当に辛そうだった。
 レスラーに怪我はつき物ですが、生涯治らない故障箇所を攻められるつらさはやはり
「チキショウ」の言葉しか出なかったのでしょう。

 プロレスラーとは・・・
「お前達は普通の人間では到底耐えることが出来ない稽古をこなし、
命をかけてリングに上がっているエリートなのだ、だから胸を張って歩け!」
というのはアントニオ猪木さんの言葉である。

 私も橋本選手にこの言葉を送りたいです。
世界最強のデブエリートファイター、『破壊王』橋本真也よ永遠に・・・合掌






■2005.8/17 お盆休みで考えた事
みなさんお盆休みをいかがお過ごしですか?
 私は戦後60年の節目今の平和な日本の礎になっていただいた、方々に一言ご挨拶する意味で
15日の終戦の日に靖国神社に行ってきました。

 靖国神社は何度か行ったことはありますが、終戦の日に行ったのは初めてです。
まず人の多さに驚きましたが、一番驚いたのは、軍服を着ている一団の方達がいらした事です。
しかも、進軍ラッパを吹いて行進している・・将校も兵隊いるし、白い軍装した海軍参謀や航空隊員はては
降伏文章調印式の参謀総長に扮したような御仁もいらしたりして。

 またその『軍人さん達』に「一枚お願いしま〜す」と一緒にピースして笑顔で写真を撮ってもらっている
若い女性もいたりして・・
うぅぅん・・・どうなんだろか・・・このへんのところは・・・あえてコメントはひかえさせていただきます・・・

 しかし実際近くで行進を見ると、仮装とわかっていても『ゾッ』とするものですね。
軍隊は威嚇の意味もあるので、もしかしたらゾッとするように生理学的にも仕組まれているのかもしれません。

 軍刀のガチャガチャ・・という音や肩にかつぐと、遠くからでもすごく長く見える着剣した38式歩兵銃、
それに『歩調揃え!』と独特のイントネーションの怒鳴るような号令・・・
こんな時代が二度とこないようにとしなければと心に誓ったのでした。

■良いモノと売れるモノ
 さて神社といえば色々と『願掛け』をすると思いますが、靖国神社は「人代」の神といわれる神社ですから、
『願掛け』はしませんでしたが、『願掛け』の対象として『ツキ⇔運』があると思います。

 ツキ⇔運について、あるラジオ番組で、『昭和の歌姫』美空ひぱりさんの作品を手がけた方がゲストで
面白い話をしていましたのでご紹介しましょう。

 その方がまだ無名の頃自分の作品を美空ひばりさんに歌ってほしい一心で自ら歌いテープに録音して、
多忙のひばりさんに楽屋で聴いてもらい歌ってていただけるかどうか、恐る恐るたずねたところ・・
なんとうっすら涙をうかべて「歌わせていただきます・・・」という返事がいただけたそうです!
天下の美空ひばりさんに、これだけ感動していただけたのなら(こりゃあヒット間違いなし!)
その時そう直感したそうです。

 しかもレコーディングの時、姫(ひばりさん)の場合は、通常スタッフ全員正装して
オーケストラで一発本番で決める、つまり一回しか歌わないそうなのですが、この曲だけは
「納得がいかないので、もう一度」と再録音になったそうです。
これは異例中の異例であり、ますますスタッフ全員大ヒットを確信し色めきたったそうです。
 
 ・・がっ!いざ販売してみたらこれがさっぱり売れない、どうして売れないのか?
皆、首をかしげたという、歌詞もいい、曲もいい、姫がこだわって、再録音したにもかかわらずである。

         傑作なのに売れないもの⇔駄作でも何故か売れるもの

 「この関係はどうしてですかねぇ〜よくわからないですねぇ〜これが運という事なのかなぁ〜
とその方も笑っていましたが、特にご商売されている方は経験があるのではないでしょうか。

 作詞家の秋元康氏も売れなかった曲に関しては「(時代に)早すぎたかな〜?」と言い訳するようにしていると
言っていましたが、結論としてはジタバタしても『時代』と『運』には勝てないという事でしょうね。

今回の『所長のひとりごと』も問題提起しておきなから核心を衝くことができず、こりゃあ完璧な駄作ですなぁ・・
という事は予想以上にアクセス数が上がったりして・・
いやいや、駄作だからやっぱり売れない確率の方が高いですよね・・・
おあとがよろしいようで・・・

おかげさまで、7月2日のドメイン取得によるURL切り替え以後のインターネットからの売上高が100万円を突破いたしました。

 今後も土地家屋調査士を身近に感じていただけるサイトにするため私自身も勉強し努力してまいります。





■2005.8/10 記録と記憶について(小泉内閣解散)


あと一週間と待たずに60年目の『終戦の日』がやってきますね。

この仕事をしているとご高齢の方と接する機会がとても多いのです。
職業柄私のような無学な若輩者でも、ビックリするような企業のトップや、
理事長さんとお会いして直接お話しを伺う事ができたりします。
(そのような時は所長になってよかったな〜なんて感じます)

 戦争の話題になると、話される方と貝のようになってしまう方に必ず別れます。
もしかしたら、いわゆる『銃後』の方と軍関係の方という事なのかもしれませんね、
ですから戦争については結構、気をつかって話を聴かなくてはなりません。

 数年前のちょうど今頃だったと思います。
ある学校法人のトップの方から境界立会いの承諾のハンコをいただきにお伺いした時の事です。

「村岡さんこの後何か予定は?」と聞かれたので、

「いや・・別に」と答えると

「じゃあハンコは私の部屋にあるからそこで話をしましょうか・・」

というのでついていくと、校舎から離れたところのクーラーもないプレハブ小屋に招かれたのです。

「さっ入って入って・・私はね教育者として昔の事を忘れないために夏はいつもココにいるの・・」

と麦茶を出して下さり、戦中、戦後の事を話しはじめました。
私は基本的に人の話を聴くのはまったく苦にならないタイプですので、頷き聴いていました。

 たまたま戦後の吉田内閣の話になり、政治と国民についての関わりについて

「どうして当時の国民、政府はそんな事を容認したのですかね?」
と尋ねたところ・・・

「村岡さん・・・明日食べるものがない状況って想像できますか?
お金のあるなしじゃなくて『ない』のですよモノ自体が・・
そのような状況で正しい政治判断など現実的には不可能ですよ(笑)
人はそんな事より食べる方が先になってしまうものですよ」
と穏やかに説明していただきました。

 なるほど・・・戦後60年も経つと、残っているのは当時の記録映像や新聞等の
『記録』だけになっていき、生の『記憶』の声がどんどん少なくなっていくと以外と
危険なんだなと感じました。

 吉田首相と言えば『バカヤロー解散』で歴史に残る解散をした方ですが(笑)
この戦後60年のしかも終戦の日目前、毎年靖国神社問題が絡むこの時期に
政治改革のための『郵政解散』した小泉首相、なにか伏線があるのでしょうか。

ともあれ、縁があって同じ時代に生きているのですから、
この郵政解散の生の時代背景を『記憶』にとどめておこう・・なとど感じた所長であります。







■2005.10/2ジェネレーションギャップ?


 先日、毎年年度末に仕事をいただいていた社長さんと測量の金額についてお話しをする機会がありました。
以前、価格の下落をめぐってちょっとしたトラブルがあったのですが、その会談の中で最も気になった言葉・・・・
それは「たかがお金ぐらいの事で・・・」というやりとりでした。
『たかがお金ぐらいの事!?・・・』私は生まれてこのかた、こんな言葉吐いたことは一度もありませんし
これからも吐くことはないと思います。

よく似たような言葉で結婚や離婚の事を
「たかが紙切れ一枚の事さ」と言い捨てるのによく似ている。(あー腹がタツ)
しかしその紙切れ一枚で国同士の戦争が終結する事だってあるのではないだろうか。
「まだまだアオいな坊や・・」と感じる先輩諸兄のご意見は多いに結構!!
これはジェネレーションギャップなのか、それとも・・・

 もちろん、その言葉の前後の言葉で意味はまったく違ってきますので、一概に論ずる事はできません。
この場面では「人にはお金より大切な事があるでしょう」という意味だろうと私は理解しましたが、
でもやっぱり・・・会話は話す方と聞く方の解釈が一致しない事もあるわけで・・そう考えると
使うのに「覚悟がいる言葉だな」と感じてしまった。

 ところである測量会社の社長さんもある本でこんな事を書かれていました。
「今の若い人は収入の多寡にばかり目が行っている、私のような古いものはつい首をかしげてしまう」
この方の経歴は戦前の国測量機関、国内で最もすぐれた技術を持つとされ測量の鬼といわれる、
『陸軍参謀本部陸地測量部教育課三角課卒』とある。
つまり、我々の業界で言う『陸測あがり』『陸測サマ』と呼ばれる方である。
私が測量学校に入った頃の講師の先生は、若い頃この陸測バリバリの方にしごかれていた方なのである。

 たしかに測量に関してはすごい先輩ではある。が、私は正直このような言葉はこっちが首をかしげてしまう
先の社長や先輩測量士を悪くいうつもりは毛頭ないのだけれど、私は1950年代から1980年代の後半までの
経済成長の中での会社経営、あるいは職業に関する意識等の『常識』はまことに特殊な常識であると
思っている。いわゆる「常識を疑え」というスタンスである。

 私が測量士補の頃・・・今から20年前勤務先と取引のある設計会社の社長さんがこんな事をおっしゃっていた。
「時代が変わったから常識が変わるわけないだろ・・そんなの言い訳だよ」と・・・しかし私は

(いや、変わるのですよ。ただ変わる部分とそうでないところがあるだけですよ)と当時からそう考えていました。

 現在はなんでもかんでも表面戦だけ競争社会にして相変わらず裏面戦も存在して正当な競争のシステムが
ない『ニッポン型資本主義社会』だというのに、過去の経済成長時に内部留保をガッチリ確保し、資本投下を
可能にできた方達の「たかがお金ぐらいでことで・・・」という言葉はバブル崩壊後から起業した者にはまったく響かない空念仏に聞こえるのは私だけだろうか・・・・

 これに対して、「何も時代から内部留保をいただいて確保したのではない、努力、辛抱、工夫があったからだ
若い世代の君たちこそ自分の欲望への辛抱のなさ、『人並み』という為政者が作り出したの中流意識化のもと、借金して車は買う、海外旅行はするといった自分を律する事ができず浪費したためじゃないのかね」
という先輩諸兄のお気持ちは理解できます。
しかしバブル崩壊以前はオイルショック以外経済成長が下がった事はないですよね・・・
デフレは初体験じゃないですか・・先輩・・

 いつの日か、「お金は追えば逃げる、ほっとくと寄ってくるものだよ君ィ〜」なんて言ってみたいものである。
ちなみに私はこの言葉も大嫌いです。
そのもっともらしい言葉や『いいひと』の影で誰かが笑い、誰かが泣いているように感じてしまうのは
私だけでしょうか。
今回はヘビーな話題でしたかね・・・





■2005.8/30 開業13回目の夏を終えて

今年で小平に越して来て13年目の夏を終えようとしております。
人間は程度年齢を重ねると、季節の変わり目の自然を見て、例えば春だったら
「来年また桜を見る事ができるのかなぁ」と一生について感慨にふけるといいます。

 私の場合は夏になるとそんな感覚になるんです。
小平霊園のくぬぎ林がその対象でしょうかね、
8月中旬までは『現役の子供達』が、かぶと虫やクワガタを探して
ウロウロしてますが、中旬を越えると宿題に追われるのか林に来なくなるので
そこを狙っていくとカブト虫やクワガタとご対面する事ができるのです。

 あの酸っぱいような独特の樹液のにおい・・・
一気に子供の頃にタイムスリップしてしまいますね。
今年はメスカブトとメスのクワガタが仲良く食事をしていました。
もう夏も終わりにになると産卵にむけて、メスは食欲旺盛になるのかな・・
そんな時「ああ来年もこの昆虫達見れるかナァ・・・」なんて考えてしまう。
私流、小平の夏のお話しでした・・・


追伸
その後、何度か林に足を運んでみましたが2度とこの昆虫達に会う事が
できませんでした。
子供の頃は、樹液も自然と出なくなるこの頃に夏の終わりを感じたものです。
大人になってもこんな感覚味わえるのはやはり魅力的なところですなぁ

へんなモン写真展おもしろ看板シリーズその5
消費税込み価格5円って本体価格おいくらなのかしらん?
為替相場のように円単位じゃなくてもいいのでしょうか?ご存知の方メールくださーい。

この撮影後さっそくこのコピー使わせていただきました。
しかし5円を最初に投入するのではなく、最小単位は10円なんです。
つまりおつりで5円が出てくるんです。







■2005.10/29 「日本のビジネスを強くします!」チョッカ破綻


 私の子供が好きなテレビCMがある。
それは女性に人気の高橋克典が登場する平成電電の通話料一律サービス
「CHOKKA(チョッカ)」のCMである。

 通話料の高さを嘆く経営者に「その悩みチョッカが人肌脱ぎます!」と叫び、
『通話料全国一律3分○円』のネオンを背中につけた高橋克典が登場し、
「日本のビジネスを強くします!」とバラの花を一輪投げると、その花を経営者が口で受け取り
「チョ・・チョッカ!」と驚くものである。
どうもウチの悪ガキはその驚く顔が面白いらしい。(とくに女性社長編)

 ところでこの平成電電は先日負債総額約1200億円で『倒産』したそうです。
 
 だけどつい最近までこのCM放映されてなかったか?・・・・
会社組織、法人というのは一定の法的条件が整えば設立できるのだから
逆にいくらテレビCMしているような企業も法的に簡単に倒産してしまうという事なのですね。

 以前ならTVCMしていた会社が倒産すると驚いたりしたけれど、最近は
「この競争社会においては勝者が存在すれば当然敗者も存在する」
といたって冷静に見れるようなった。
(平成電電に限っては「倒産直前まで一般からの出資を募っていた」と報道され問題があるようですが?・・)

 また倒産というと経営陣の経営能力の無さだけが原因という考えがちですが、私は必ずしも経営者の力量だけ
が原因ではないと思う、勿論反省する部分は山ほどあるでしょう・・が、いくら経営能力があっても、
倒産するときはしてしまうのではないだろうかと・・・
(時代と運や自然にはかなわない・・・諸行無常・・・)
民事再生というの事は会社を潰すのではなく再建を目指すという事なのでしょうから、
「自分のビジネスも強くしてくださいね」っと平成電電さんには小泉総理調のエールを送ります。

 先の大戦でも緒戦の勝利に酔い、戦線の縮小に踏み切れずに戦線を広げ、その結果、海上補給路がのび
海上警護がむずかしくった結果、哨戒もままならなくなり、当初の戦争目的だったはずの南方資源地帯から内地への物資の移動ができずに最終的には本土が焼け野原になってしまったのであり、引き際を見極める事こそ
大切だと思います。

 そういえば消費者金融のCMにしても「ご返済プランをご相談下さい」という言葉が増えてきた、
これはもしかしたら、自己破産する人が相当多いのかな・・・ひょっとしたら
そのうちに破産者に倒産させられる消費者金融もあったりして・・・なんて思えてしまう今日この頃です。






■2005.8/22 衆議院選挙について


さて、ようやくお盆も終わり、後半戦のスタートですね、
しかし実はもうのこり三ヶ月の『終盤戦』なんですよね。

 連日テレビで今回の衆議院選挙に関する報道がされています。
私には今郵政民営化のどこが争点なのかというこみ入った話は正直わかりません。
自民党は郵政民営化に対する国民審判が今回の選挙のテーマと報道が連日されてますけど、
私を含めたほとんどの一般有権者にそんな細かい部分の是非は判断できないのではないか・・・・
と思うのは私だけでしょうか。

 しかも、それを一番知っているのは政治家の先生達だったりして・・・
だから劇場的に選挙戦をすすめているのではないか?またそれを面白おかしく煽りたてるマスコミ・・
 
 みのもんたが司会の朝のニュース番組に郵政民営化の問題をとりあげ、ゲストに国会議員
民主党代表と自民党代表で討論をしていました。
二人の白熱した議論の間げきを衝き、いつもの『みの節』が炸裂!

「まったくわかりにくい!もっとわかりやすく説明してよ!それがアンタ達政治家の義務だよっ!」っと
してやったり・・としているみのさんにひとこと言いたい・・・言ってもいいかな・・・前からずっと思ってたんだけど・・・

「あのぉ・・あなた寅さんですか?」

 確かに政治家に説明義務はあるだろうけれど、一番勉強しなくてはならないのは国民自身です。
でも、仕事や子育てに忙殺され、新聞の社説を読むこともできない人だっているんです。
それじゃ何のための政党やマスコミなのよ。

わかりやすく報道するのはマスコミだって一端を担っているんじゃないの?
国民の気持ちを代弁してる気かもしれないけど、ニュース番組で司会者が一緒になって
『わかんない、わかんない』って言っててどーすんの?わかってんの寅ちゃん(笑)


まっ、それを言うと・・
「それを言っちゃぁおしまいよ・・それなら『サンデープロジェクトとか日曜討論』観やがれ!」
ってのが『寅ちゃん』の言い分なのでしょうけど・・

 連日「刺客」報道で『うれしそうなマスコミ』みていると、なんだかちょっと不快感をもちますねぇ

でも私たちもマスコミの事も、とやかく言えない部分もあったりして・・・・
ある別のニュースで今回の解散選挙で忙しくなった人をスポットで取材していました。
例えば選挙用品のレンタル屋さんとか、選挙カーの改造を扱う業者の方、選挙用の特殊な紙を作る方々です。
 
みな口をそろえて「お盆返上です。」「てんてこまいです。」という口元から笑顔が隠せない・・・
 あの映像を観た時、「やぱり仕事は忙しいのが一番幸せなんじゃないのかなぁ」なんて思ったりしてね。
よく観光地で売っている、『布製の壁掛け手紙入れ』なんかによく箇条書きで書いてある格言(笑)
(たしか・・・福沢諭吉だったような・・・間違ってたらゴメンなさい)
『もっともさびしい人はする仕事が無い人です。』だったと記憶しています。
 やはり、なんやかんやいっても、健康で仕事がある事が一番大切なのではないだろうか。

「あ〜お金強盗にとられちゃったよ・・・貯金も一切合切・・これからどうしよう・・・」

「いいじゃん、命が助かったんだからお金はまた稼げばいいんだから

っと以前は言えたのですが・・これが最近だんだん言えなくなっていると思いません?
これは未来に暗いものを感じますよね、今回の選挙も真摯に投票する所存の所長であります。
『勝ち組』『負け組』ほんとイヤな言葉です。せいぜい『引き分け組』ぐらいつくってよ!
っと最終的にはこんなくくりで・・・今週もよろしくお願いいたします。

うぅぅん・・・今回も駄作だったかぁ・・・





■2005.10.23 研修講師か・・・


 先日、私の所属する東京土地家屋調査士会の田無支部の役員さんから来年の支部の技術研修について
「講師スタッフとして参加してくれない?」とのお話があり、
「私みたいな者でも多少のお役に立つのなら」と特に断る理由もないので承諾しました。

 研修のお題たるものは基準点測量との事であった。
この『所長のひとりごと』は測量に関係ない方もご覧になっているので、わかり易く説明すると
基準点測量とは自分の土地を地球上の緯度経度から平面上に数値化あるいは図化する事です。

 この説明を聞いて「そうじゃないだろ〜」「55点の答えだぞ」とご指摘の測量技師、
あるいは技師長クラスの先輩方の声が聞こえてきそうですが・・・
まぁ・・そうおっしゃらずに・・・(笑)

 現在国では登記用の測量図を地球上の緯度経度とリンクする測量図に作り変えるように薦めてきています。
そのために基準点測量の技術が必要なってきているのでしょうね。

 ところで今回に限らずあちこちに存在する『研修』『セミナー』とはどうあるべきなのか・・・
などと、ふと考えてしまった。
 私の個人の意見としては未知の物への『触手』・『ヒント発見の機会』だけでも良いと思うんですよね。
ちゃんとした講師に細部までキチンと1から教えてもらいたいという考え方も正しいのですが、
研修にそれを求めるのはちょっと無理があると思いますしね。
そのような方は日本測量協会や名門測量道場に自己で資本投下された方が良いかと・・・

 冒頭の「55点だろ」と言う人より「あっなるほど・・」でツカミはオッケー
「じゃあ・・次に具体的には何をどうしたらいいの?」
「絶対やっちゃいけない事や笑われちゃう事はどんな事?」
「前から不思議に思ってたんだけど恥ずかしくて誰にも聞けなかったんだよね」
というラセン階段を登っていくようなリズミカルな研修になればそれだけで充分なんじゃないのかなぁ・・・
そしての延長線上に直接的あるいは間接的に
個々の事務所の収入につながらなくては面白くないのでその方面に関する考察もあったりして
そんなホンネで参加できる研修だったら・・・いいですね。

 ところで話はまったく違うのですが、長年我が事務所で使っていた電動ハンマーがついにおオシャカになってしまった。
それでは新品を・・・と思ったのだがこれがけっこう高い!最低でも29800円から32800円ぐらいするんですよね。
そこで今回ヤフーオークションでゲットしようと決め、その結果現行機種の中古品を6750円で手に入れる事が
できました。
 でもすごい得した感じですよ・・・だって電動ハンマってどうせすぐ汚れちゃうんでね。
届いたヤツはすごく使いやすかった・・・やっぱり何でも進歩しているんだなーなんて妙に感動したりしてね
ヤフーさんありがとう・・って宣伝してあげてるんだからサイト登録無料にしろー!(笑)
前は無料だったのにサイト審査料だけで5万2500円ってのは何なんだ!?高すぎるぞぅ!
でもこれが数年後平気で「10万円いただきます」なんてなるんだろうなぁ・・・いいなぁIT業界って・・・
『隣の芝は青く見える』とはこの事かぁ、おあとがよろしいようで・・・





■2005.11/7 本田美奈子さん死去


 ショッキングなニュースでしたね
影ながら応援していただけに・・・私本田美奈子さんの隠れファンだったのです。
何時頃からファンというのではないのですが、バラエティ番組には一切出ず
歌唱力でコツコツと新境地を開拓していく姿勢が好きでした。

 『1986年のマリリン』がヒット曲のように言われてますけど、私自身はその次の『ヘルプ』の方が好きでしたね
「ラッタッタァ〜♪ラッタッタァ〜♪」のリフレイン、今思えばミュージカル向きの曲だったのかもしれないなぁ
ご冥福をお祈りいたします。

 プロレスラー橋本真也さんといい本田美奈子さんといい・・
本当に今年は30代40代の若い世代が亡くなる年ですなぁ
 
 私自身もホントに今年はツイていません・・・
細木数子氏の占いだと木星人(+)の私の今年の運勢は小殺界だそうですから・・・
(くやしいけど当たってます)
そんな平成17年もあと2ヶ月を切りました、正直早く終わってほしいです。

追伸
ところでこのコーナーもそろそろプロク゜に移行しなくちゃダメかな・・






■2005.10/24 醜さを自覚した日


 昨日家族で東京モータショーに行ってきました。
まっ2年に一度のイベントですし、家族全員で行っても安上がりかと思ったもんですから、
毎週いつも自宅にこもってると仕事のアイデアも枯渇しますしね・・
しかし驚きましたよ・・・よくもこれだけ美人がいるもんだ・・と
もうおわかりですよね、コンパニオンさんの事です。

 限界までシェイプアップされた肢体・・・整った顔に完璧なメイク・・・
透き通るような白い素肌に筋の通った腹筋・・・すべてビューティフル!
(ちょっとアブないテンションかな・・・)
もうすっかりデレデレ中年おやぢのデキ上がり・・・(自分で書いててもイヤになるのだが・・・)

とっても美人のコンパニオンさん


 ふと、「芸能界ってこんな人ばっかり集まってくるんだろうな」なんて想像してしまいました。
はっきり言ってあれだけいるコンパニオンのなかで2〜3人はそのままドラマに登場しても
オッケーじゃないのかなと思う人もいましたよ。
実際あれで、歌えて、踊れて、芝居が出来ればタレントさんだな・・・っと

 だけど・・・芸能人の条件を満たしたとしても『ウレる』ってのはきっと別なのでしょうね。
実際なんでこの人が主役なの?なぜこの娘がCMの女王なの?っての多くありませんか?

 芸能人といっても結局はフリーランス・・使ってもらわなきゃ収入にならない不安定な職業・・
私たち調査士と同じだわな・・・なんて一人納得してトイレの鏡で自分を見た・・・・醜すぎる・・・
綺麗なものを見たあとに、これは効きます・・・まいったなぁ!

 同じフリーランスでもせめて『美しい』とまではいかないまでも『醜くなく』していたいなぁ・・・と思いましたね。
自分の醜さを再確認しただけでもメッケもんです・・・中年狙いの詐欺師に引っかかる事もないでしょうしね

 だけどあのコンパニオンさん達どんな男の人と結婚するのでしょうか?
色々と『メンテナンス』大変そうだナ・・・する方もされる方も・・・
って大きなお世話ですよね・・さっ仕事仕事・・・





■2005.11/15 三宅島測量記


先日三宅島に測量に行ってきました。
ちなみに私は伊豆七島の調査には良く行く方ですが、三宅島は噴火前の平成10年に建物調査に上陸して
以来7年ぶりです。

 その時は夏休みの季節に行ったので島も観光客でにぎわっていました。
三池港に到着して現地スタッフの迎えを待ったいたら売店の方が声をかけてきまして、
「家族旅行ですか?男の子がいるならクワガタいっぱいいるところ教えますよ」なんて声をかけていただき、
「あいにく仕事なんですよぉ」なんてやりとりしたのを覚えています。

 しかし今回は・・・・
竹芝で船に乗る前に島に上陸するには条例でガスマスクの携帯が義務ずけられていますので・・・
とガスマスクを買わされました。(そうか・・・三宅島はまだ復興の途中か・・・)
現地についてみると唖然としてしまいました、三池港の付近一帯廃墟の街と化していました。
港だけでなく、お土産屋さん等のお店も全部・・・人っ子ひとりいません。
(この辺一体『高濃度地区』として危険地域として指定されています。)
 
 ただ、以前立ち話をしたた、観光客でこったがえしていた港の観光案内の建物は残っていました。
しかしこれも廃墟・・・あまりの変わりように本当に悲しくなりましたね、
 島民の方には本当に大変だったろうなぁと思います。
山肌を見てもガスの影響なのかあちこちで木が枯れており、とてもクワガタどころではありません。
一日も早い復興をお祈りいたします。

 さて測量現場は被害が比較的少ない三池港の北東側の神着地区でしたが、島内放送で
「二酸化硫黄濃度○○を観測しましたので警報が発令されました・・・」というのを
数回聞きましたね、↓一応せっかく買ったのでとりあえずガスマスク・・装着してみましたけど・・・

三宅島で測量ポールを持つ所長


なんだが自分の吐息が聞こえて妙な世界ですよ。
しかし警報にかかわらず島民の方は誰一人ガスマスクをつけていませんでした、
(なんだ大丈夫じゃん・・・)と思いあまり気にならなくなったのですが、ただ宿で寝ている深夜に部屋中
『スーッ』っと硫黄の臭いが徐々に強くなってくるのがわかる瞬間があるんですよね、
この時ばかりは本当に怖かったですね、やはり目に見えないものは恐ろしい・・
化学兵器ってこんな感じなのかなと思ったそんな三宅島でした。





■2005.11/21 構造計算偽造事件で感じた事


前代未聞の事件だと連日マスコミを騒がせている、耐震性偽装マンション事件、
事件発覚当初、偽造の構造計算をした姉歯一級建築士のテレビインタビューをご覧に
なった方も多いと思いますけど、どんな印象を受けましたか。?

 私はこのサイトの『所長のひとりごと』第一号『土地家屋調査士という商材』の
中での内容どおりの言葉が姉歯氏のインタビューにあり考えさせられましたね。

 その言葉とは 「安い、早い、だから仕事(依頼)が増える・・・」
また姉歯氏は動機として「コスト削減にプレッシャーがあった」とも語っていたが、
実はコスト削減のプレッシャーじゃなくて、依頼激減のプレッシャーじゃないのかな。

 しかしこのプレッシャーいわゆる『構造屋さん』だけのものだろうか?
ハッキリ言ってその上またその上も同じプレッシャーだったのではないだろうか?
「安くなければ今マンションは売れない」というディベロッパーがそうだから、
施工するゼネコンもそう、その敷地を測量する我々も巻き込まれていく・・・

でも、しかし・・・資格士業の字を今一度よく見て欲しい。
士業の『士』とは武士・サムライの意味ではなかったか・・・

 姉歯氏も難解な一級建築士試験を突破してきたハズである、
試験勉強に闘志を燃やした若き日々もあっただろうに・・

 私は「資格士業は清廉潔白であれ」などときれいごと言うつもりはない、が
生命たる構造計算書偽造してまで依頼増して得たかったものとは何だったのだろうか・・
というところを考えてしまう。

 姉歯氏は48歳ときく、この年齢のフリーランスの方の精神状態が不安定なのか、
それとも家族に延命治療中の方がいるとか、とにかく一円でも多くお金が必要だったのか・・・
などと色々と考えてしまった。
しかしだからといって『あってはならない事』に変わりはない、

ただ「早く安く」を追求すれば、こんな事件になるケースもありますよという
象徴的な事件である。

 
 それとほぼ同時期に発覚した全国小売酒販組合中央会の元事務局長による、
資金流失事件、この組合の「全国小売酒販政治連盟」(酒政連)から約3億円
余りの使途について現在当局の捜査が行われておりますが、目的は
「酒の小売免許の規制緩和を延期させるため」だったそうである。
(ふむふむ・・・・)

 実は我々の業界にも政治連盟があるんですが、ただ今回の事件をきっかけに
あらためて「会員個人が常に勉強しなくてはダメなんだな」という事を
痛感しましたね。(ちなみに私は会員じゃないのですが・・・)
私はつい最近まで
「自分の事務所の経営がまともにできていないうちに会の運営には口出ししない」
というスタンスでした、これは勿論自分自身に言い聞かせていた事なのですが、
最近「それもいかがなものかな・・・」考えるようになりました。

 ネットをご覧の方にはヘビーな話題かもしれませんが、わかり易く皆さんの生活に関係する視点で説明しますと、現在私共の業界では国の司法制度改革の一環として不動産登記法の改正が進んでおります。
とりわけ土地の境界については、紛争が起きた場合今までは「裁判」による解決方法
しかなかったのですが、代替的紛争解決といわれる制度として
ADR(裁判外紛争解決制度促進に関する法律)いわゆるADR法というものが昨年のちょうど
今ごろ公布されたのです。

つまり皆さんが土地の境界でお悩みの時にはあなたの代理人として
「裁判の前に土地家屋調査士が解決にあたります。」
(的確な説明に欠けた表現で恐縮ですが)
というこれは我々土地家屋調査士に土地境界について専門化として参画する事が
法律上公に認められたものであり、私個人としては身の引き締まる思いでした。
しかし今まで登記と測量の試験問題ばかりをこなしてきた自分にとって何を
どう勉強したらいいものか、右往左往している『カオス状態』の1年間であった。

し・か・し・・その前にこの制度が自体が与えられたものなのか、業界が掴みとったものなのなのか
考えるのも多少必要と思うのは私だけだろうか?
「そんな事どうでもいいだろ、とにかくやるんじゃ」という気持ちもあるけれど
法律って唯物的なもので、やっぱり必要になる事情、現象が先にあったのだろう、
であるならば・・・それを誰がやるか・・という話になってくると
やはり政治との関わりは当然必要になってくる。

 つまりまずは背景全体勉強しなけりゃ何にも解からないんだよなぁ
という事に気がつき、遅まきながら勉強を始めた今日この頃です。

 結局、冒頭の姉歯建築士の早く安くしなけりゃ仕事がとれない・・
「誰がやっても同じでしょ→だから早く安く偽装もしなきゃダメか」という考え方になるし、
一方の酒政連では酒の小売免許規制緩和の延期つまり
「誰がやっても同じでしょ→だから規制緩和しないでよ、お金あげるから」というので
政界への資金流失をする現象もある。

 そんな時期に自分の業界が掴みとったのか、与えられたのかの
問題意識もないままADR法への準備の日々・・・
年末にきてこれらの事件が事象が点と線で結ばれているような気がして仕方がない。

 さて今回のひとりごとは支離滅裂でしたね、とにかく頭は回転しているのですが
結論が見出せず申し訳ありません。
これぞ「下手な考え休みに似たり」というヤツですかな。
ただ日々業界内外に敏感にならなきゃと目覚めところなのでお許しあれ・・





■2005.12/19 今時代に求めらるひと・・・それはハショリの達人『ハショラー』だ


 今私達の業界では大規模な法改正が進んでいます。
平成16年度の改正、17年度改正と連続しており、業界的には
『16年改正』『17年改正』という言葉で区別したりしています。

 旧条文と新条文の比較は一応目を通しますが…これが結構面倒なんですよね…
(一応法務大臣の国家資格なんだから…『面倒』といっちゃあマズイいかな) 
読解力は日々の訓練である程度鍛えられますがやはり膨大な時間がかかるものです。
 
 そこで結局業界の研修等で『要点のみ』を学習する事が多くなります。
また要点のみを勉強する事は悪い事ではないと思います。

今時代に求めているのはこの要点だけを上手に
『はしょって説明する事ができる人』なのではないだろうか。

 この前の衆議院選挙の時テレ朝の「サンデープロジェクト」の党首討論で
郵政民営化法案の紙ベースの原稿を田原氏が
「当然もう全部読まれたとは思うのですが…」と小泉首相にきりだしたら、
「そんなモン全部読むわけないでしょ…(笑)要点だけだよ要点」
同席していた社民党の福島党首も「うんうん…」
と頷いているところがバッチリ放送されていたけど…
立法府でもそうなんですよね…きっと偉大な『ハショラー』がいるんでしょうね。
(まっ政策秘書とか、いわゆる事務方の人達ってことなのかな)
このへんが、
政治家なんか細かい事までわかりゃせんよ、あいつら落選すりゃ元総理大臣だろうが
タダの人だしね、この日本は我々官僚や役人が動かしてやっているのだ」という事だったりして…
(おっと今回もディープだ)

 ところで私自身ハショラーにはちょっぴり素質もあると思っています。
何故か?それは私自身が幼い頃から勉強ができない子だったからです。
授業が理解できない、先生の説明が理解できない『悔しさ』や『寂しさ』っていうのは私のように勉強ができなかった子が一番よく知っているものです。

 今回の法改正で『ハショラーデビュー』というささやかな野望?を抱いている所長であります。

 さてさて、だんだん今年も押し詰まってまいりましたなぁ〜
このホームページを開設して1年半・・おかげさまでインターネットからの受託総額も200万円を突破いたしました。
この金額が高いか安いかよりも、私はネットを通じて色々な不動産業者の方や地主さんと出会た事や、また、
マスコミの方から出演、執筆のオファーをいただいたり本当にネットでのアピールも捨てたモンじゃないなと痛感した一年でした。

 面白いモノ書く自信というより、業界内での提案や面白い計画はいっぱいあるんですけどね・・・
あと最低半年はシッカリと基礎を勉強したいですね・・・・
しかし今年の正月はたいした予定もないので、元旦スペシャル『朝まで生ひとりごと』なんかやってみようかなぁ〜
なんてアホな事を考えております。






■2005.12/28 今年ももう終わりかぁ〜

 いやぁ〜今年も年末になりまして、あと10日足らずとなりましたね。
去年はこのコーナーで自分自身を100点満点中50点と採点したのを覚えています。
あれからもう1年間経ってしまったなんて・・・・
ではあえて今年は何点かというと総合58点くらいかなぁ

 さて今回は年末にちょっと考えを改めた事などを反省まじりにブツブツと独り言・・・

 唐突ですが、女優さんやモデルさんって当然美人だし、スタイルもやはりタダモノじゃあないですよね、
「見せる職業のために、お金かけたり、日々自分の体のケアを怠っていないんだろうなぁ〜」と
うちのニョーボにそう言ったら
「そりゃあそうでしょ、見せる(魅せる)のが商売なんだからサ」

「そだね・・・」私もつい最近までそう思っていました。

 男の場合なら、消防のレスキュー隊員や海猿こと海上保安官の方や自衛隊の方、
つまり鍛えられた体が求められる『職業』の方に肥満があるわけもなくゼイ肉もない、
筋肉質な屈強な男達をテレビのドキュメント番組で観るにつけ、

「いいよなぁ・・・鍛えるのが職業の人は・・・俺もそういう職業だったらあれくらい鍛えるんだが・・
だって鍛えることで給料もらえんなら、そりゃ俺だって当然鍛えるわナァ」・・・と

しかし、最近コレ単なる『いいわけ』って事に気が付いて反省いたしました。

 きっかけは最近の法改正の対応の為の勉強をすればするほど、試験合格から今まで自分がいかに
勉強していなかったか思いしらされたからです。

もし、さっきの例を私の言葉にあてはめたら・・・・
「不動産登記法100年ぶりの大改正への対応?そりゃあ全部してるでしょうだって
アイツら(第三者から見た土地家屋調査士や司法書士)はそれで飯食ってんだから当然だわな・・・・
となるでしょ(笑)。

 給料や報酬が貰えるから当然鍛える…あるいは当然人は動く…
いやいや給料が貰えたって鍛えない人は鍛えないのかもなぁ・・・。
同じ金額なら少しでも楽した方がよい・・・となるのが人間らしいのかも、そうなると
やはり、その人個人個人の哲学の問題だよなこりゃ…と考えを改めるようになりました。

 ファンの方がいたら怒らないでほしいのですが、
数年前、沢田研二(ジュリー)が一時期やたらテレビに出まくって時期があった、
なんでもデビュー何十周年目かの節目だったらしい・・・しかし私は驚いた、
 それは彼があまりにも太っていたからである。
時を同じくしていた郷ひろみは『葉っぱ隊』と一緒に上半身裸で踊っていたが、
腹筋はキッチリ六ッに割れていた・・・
この両者ともに『女性を魅せるのが商売』のもとアイドル系の芸能人である。

 ぺつにジュリーが悪いといってるワケではないし、郷ひろみが特別尊敬に値するといっているのではない、
ただ、「金もらえるんだから当然…やるだろう」という見方はあまりにも短絡的だなぁ・・・と
自らの不勉強がきっかけで再確認にした次第だったので、この場でザンゲさせていただきました。(笑)
さぁ〜これで今年のザンゲも終わったコトだし、来年こそはいい年だろう・・・

オマケ
 どちらかといえば、体をビルドアップして「ナルナル」している郷ひろみより、ジュリーの方が私はホッとした。
これってやっばり、傷をなめあう心境なのかなぁ・・・